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4月 8日(土)
M3 マ・ジ・ヤ・バ
「おい、ちょっとこっちきてテレビ見てみ」と父が言った。茶の間に行くと、父はミニコンポの CM を指差しながらこう言った。「このコンポすごくいい音するぞ」。
お父さま。それはテレビのスピーカーの音です…。
同様にハイビジョンテレビの CM をみながら、これは美しい映像だ、とのたまった父であるが、うちもその血を引いていた。
M3 の音すげえよ、と友人に電話し、「ほら低音すごくね?」といいながらスピーカーに携帯の発話マイクを近づけたところ、「わかんねえよ!」と言われた。
そう、Micro Music Monitor(M3) が届いたのだ。
さすがに高級感のあるパッケージ。ずしりと重い。
結論を先に言ってしまうと、CV.松崎しげるで「マ・ジ・ヤ・バ」!そして「使っちゃいなマネー!」。という感じ!
BOSE ショーケースストア秋葉原で聞いてきた(過去日記「BOSE の M3 聞いてきた」)ときもすごいと思ったけど、やはり家でじっくり聴くと、うれしさがこみあげてくる。ああ、いままで聴いてきた曲は、本当はこういう音だったんだな!
とにかくまず重低音に驚く。驚くというか、にわかには信じがたい。どうしてこの小さい筐体からこの低音が出てきているのかが、理解できない!なんですかこれわ!
そして中音域も高音域もちゃんと出てる。低音を腹で聴いて、それ以外は耳で聴いている感じも影響しているかも。これまでうちのオーディオ環境は高音も低音も全力でぶつかってきていた。
いじられた音みたいな感じじゃなくて、自然なまま聴こえてくるちゅうのは、やはり名前にモニタと冠する所以であろうか。確かにいままで聞き流していたものが、聞き流せなくなっている。曲ごとにいちいち発見があるので、今のところ、ながら視聴には向いてないと感じてしまう。
うちに遊びにきた人がみんな試せるように AirTunes のスピーカーとした。
心憎いメッセージが添付されていた。東京事務所ゼネラルマネージャー名義による大変丁寧なものである。
Micro Music Monitor(M3)をご購入のお客様へ
このたびは、弊社プレミアム・コンパクトスピーカー Micro Music Monitor(M3)をご購入いただきまして、誠にありがとうございました。
本品はダイレクト販売商品でありますため、実際に製品をご確認いただくことなくお求めいただきましたこと、心から感謝申し上げますとともに、このようなお客様のご信頼、ご期待に応えられますよう、今後も企業努力を続けてまいる所存にございます。さて、新製品となります Micro Music Monitor(M3)は、“コンサートホールの感動をより良い音で より身近に”という壮大なテーマのもとに、小型スピーカー技術の永年に渡る研究成果の集大成として誕生したポーズ渾身の自信作となります。
また、Micro Music Monitor(M3)の発表以来、メディアをはじめ、大変多くのお客様より反響をいただきました関係で、お届けまでお時問を頂戴いたしましたこと、お詫び申し上げますとともに、今後とも、弊社ならびに弊社製品をご愛顧いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
一般的にボディサイズの小型化と、迫力ある低域から、歪みのない中高域までの高音質再生の同時実現は困難とされ、スピーカー開発時の相反するテーマとなります。ボーズはその困難なテーマに挑み、その一つの結論としてお届けするのが Micro Music Monitor(M3)となります。ご購入いただきました皆様におかれましては、是非、永きに渡りご愛用いただきたくお願い申し上げます。
さすがは、届くまでスピーカーの写真を見てハァハァしてろ、という手紙を送ってくる会社だけのことはある(過去日記「M3 納期にハァハァ」)。
そして、メッセージの通り、永きに渡って愛用したい、と思えるスピーカーをありがとう、といいたい。
2006/4/ 8 09:43