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7月15日(土)
スプラトゥーン2の付録めあてでコロコロコミックを30数年ぶりに買った話
コロコロコミックを30数年ぶりに買いました。スプラトゥーン2 ハイパーキャリングケースという付録がついてきてまして、同誌でスプラトゥーンのコミカライズをされている、ひのでや参吉先生によるパッケージアートになっています。
せっかくなので、ひととおりマンガを読んでみましたが、読んでいた当時とは内容に隔世の感があるような、いや、それでもなお当時の記憶の扉が開くような。つまり、変わっているような変わっていないような、不思議な感覚になりました。
というのも、つい最近「出版不況なのに、『コロコロコミック』が80万部も売れているヒミツ」という記事を読みまして、
小学4〜6年生の男の子は、女の子と比べて成長が遅いですよね。女の子は恋愛やオシャレなどに興味があるのに、男の子は漫画に「うんこ」や「ちんちん」が登場すると、ものすごく喜ぶ。時代が変わってもこうした傾向は同じで、編集部ではこのことを「うんこ・ちんちん原理主義」と呼んでいます。
男の子はうんこやちんちんを楽しんでいる。なぜ楽しめるかというと、思春期に突入していないから。つまり、自我に目覚める前の段階で雑誌を読んでいる。
読者の平均年齢が上がらないように、私たちはあえて卒業生を追いかけません。男の子にはどんどん恋愛をしてもらいたいし、音楽を好きになってもらいたいし、オシャレに興味をもってもらいたい。そして、私たちはどうするのか。新入生に、うんこ・ちんちんのシャワーを浴びせます。そうすれば、必ず新しい読者が増えると信じています。
という編集長の言葉がすごく面白かったんですね。
いい機会だと思って「コロコロコミックの連載作品の一覧」を調べてみたら、「ゼロヨンQ太」の連載開始はコロコロ本誌で見た記憶があり、「プラコン大作」も本誌で読んだし、「ファミコンロッキー」は本誌で読み始めた記憶があるが最後まで読んだ記憶がない、というあたりから、1982年(小2)から1986年(小6)までコロコロ読者だったということがわかりました。
当時はキン肉マンとかキャプテン翼とか流行ってましたから、ジャンプも買っていて、決してコロコロ一辺倒ではありませんでした。だから、ターゲットが小学4〜6年と言われると違和感があって、もっと低年齢層向けだったのでは?と思っていたのですが、実際はバッチリ6年まで読んでいたわけですね。
いま読んでみると、もちろんコンテンツは昔より刺激的だし、テクノロジーに引きずられて高度になっているところはあります。でも、根底に流れるものは変わってない気がしました。
上記リンクの記事中にあるように、ターゲット層となる小学4年〜6年人口が150万人、コロコロの発行部数が80万部、っていうと、もう一種の通過儀礼だし、誰しも通る道と言っていいのでは。
昔と今では発行部数も小学生の数も違うでしょうし、ボンボンとかライバル誌もありましたので、単純に計算はできないと思いますが、仮に同じ割合で推移してると仮定すると、この40年間、日本人男性の半分はうんこ・ちんちんのシャワーを浴びせられた、ということになるでしょうか。
しかし、突如として、うんこちんちん言ってるのがおっぱいに変わる瞬間がきます。自分の場合は、とてもわかりやすくて、コロコロを買うのをやめて月刊少年マガジンを買い始めたタイミングと完全に一致しています。
月マガをパラパラと立ち読みしていて、いきなりばいーんと目に入ってきた「いけないルナ先生」を見て、でえぇぇー!ってなった瞬間からですね。これはもう忘れもしません。
この日からコロコロを手に取ることはなくなったわけですが、コロコロはあの頃と全く変わらずに、今ここにあるのがすごいなあと思います。
あと、今までなかったのがおかしいですが、つい先日、7月14日にコロコロの公式Twitterが始まりました。その最初のツイートと、今月号の告知ツイートを貼っておきたいと思います。
うんこちんちん、うんこちんちん、こちら、コロコロコミック公式ツイッターです!!!
— コロコロコミック【公式】 (@corocoro_tw) 2017年7月14日
うんこちんちん、うんこちんちん、本日15日は月刊コロコロ8月号の発売日です!!!
— コロコロコミック【公式】 (@corocoro_tw) 2017年7月15日
2017/7/15 23:00