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4月 7日(金)
「Boot Camp」で Intel iMac に「おとボク」導入
各所既報の通り、Intel Mac 上で Windows XP の起動が“公式に”可能になった。Apple 自身の手による「Boot Camp」が公開されたのだ。
早速うちの iMac(20インチ/2GHz Intel Core Duo)にも導入した。「Boot Campアシスタント」によって、その作業はほとんど自動化されている。
まず、インストール後の XP に導入するためのドライバCDを自動的に作成してくれる。ちょっとの気配りだが、やはりこのあたりの手厚さはさすがである。
続いて、XP 向けのパーティションの作成となる。ここで重要なのは、パーティション作成にあたって、現在運用中の Mac OS X の区画を初期化しなくてもよいということである。
これを実現してくれているおかげで、「Boot Camp」の敷居は大変低くなっている。すばらしい。
ここでは、ハードディスク上に連続領域を確保するために、ファイルの物理的な格納位置を移動する作業を行っていると思われる。ところが、使用中のファイルがあって、格納位置を動かせないような場合には、以下のメッセージが出てしまう(まれなケースであるとは思う)。
このメッセージに従って、パーティションの内容をバックアップして書き戻せば、連続領域が生まれるので、問題なくインストールできるようになる。
が、デフラグツールを持っていれば、それを使ってもよいだろう。うちは、ターゲットディスクモードにして、iBook G4 上のiDefrag を用いて、連続領域を確保した。ダウンロード販売で 3,990 円だし、用意しておくと何かと便利であるからおすすめしたい。
しかし、本当にあっけなく XP が導入できてしまった。Apple がドライバをそろえてくれたおかげで、もう最初から運用に耐えうる状態の Windows 環境が手に入る。オネnyサマで個人情報を発信したりできるようになるわけだ。
あとは、MacBook Pro を買えば、手持ちの Let's Note CF-R3 と iBook G4 を処分して、2台持ち歩く必要がなくなってしまうのだ。帰省のとき鞄が重くて大変だったけど、これは魅力的だ…。
さらに重要なのは、起動する OS を切り替える仕組みが、Mac OS X の起動パーティションを切り替えて使う方法と同じ、ということである。Mac ユーザーにとっては、これまで慣れ親しんできた、起動 OS 切り替えの仕組みと全く同じなので、新たに覚えることがない。地味だが、賞賛されるべき点である。
加えて、昨日公開された「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS」では、仮想マシン環境を提供してくれるが、その起動ディスクイメージとして、「Boot Camp」の Windows パーティションを選択できるようになったら、さらに最高の環境となりそう。今後に期待したい。
速度面については、「Intel MacでWindowsが動く「Boot Camp」レポート【ベンチマーク編】」をはじめとして、各所では「Final Fantasy XI Official Benchmark 3」によるベンチマークが紹介されていることが多いが、この日記を読んでいる方々にはよくわからないだろうと思う。
やはり、同じ基盤に立って、共通言語を使って比較しなければならない。そこで、ゆめりあベンチの数値をここではあげておく。
なぜか、「VGA」で「それなり」のコンフィグレーションしか選択できなかったが、結果は 30763 と申し分のない数値。エミュレータなんかじゃなくて、ネイティブな Windows なんだから当然か。
続いて、おとボクをインストール。
おとボクといえば、4月28日についに瑞穂ちゃんもフルボイス化された DVD バージョンが発売になる。CD 初回版の特典だった絵本「ツンデレラ」が再度ついてくる模様。またやり直さなきゃなあ!
あと、やっぱりゲーム中の“恵泉女学院”と、実在する恵泉女学園がかぶっちゃってるので、PS2 版と同様に“聖應女学院”に変わるとのこと。恵泉っていう響きが好きだったんだけどな。
▼製品に関するお知らせ
弊社製品「処女はお姉さまに恋してる」内に登場する学院名と類似する学校名がある事がユーザー様のご指摘により判明しました。該当校にご迷惑をおかけする可能性がありますので、本製品内で使用している学校名を以下に変更する事をお知らせ致します。
新校名 「聖應女学院(せいおうじょがくいん)」
話が脱線して申し訳ないが、結論は、Intel Mac でおとボクをやりなおすと最高デスネ、ということ。
2006/4/ 7 15:57