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9月30日(木)
iTunesFM の種明かしと活用方法
先日公開した、iTunes のプレイリストをラジオ番組風に再生する iTunesFM 0.9.0 ですが、結構好意的に受け入れられているようでうれしいです。
活用のための Tips をいくつか紹介します。
曲名やアーティスト名の読み上げの精度を上げる
読み上げ対象のデータは言うまでもなく iTunes の曲情報タグから取得しています。このとき、読みがなが入力されている場合は、それが優先されます。
標準では「愛生」を「あき」と読んでくれないので。
読みがなフィールドが入力されていない場合は、漢字→読みがな変換をことえりの機能に頼ります。なので、ことえりに単語登録してあれば、その情報が使われます。
声優辞書が充実している君らの環境では不要かもね。
パーソナリティの声を変えてみる
iTunesFM はシステムの読み上げ機能を使っています。声の種類はシステム環境設定の「スピーチ」で確認できますので、気に入った声を選んでください。
iTunesFM の Programs フォルダの中に入っている番組ファイルの冒頭に、「personality」という項目があります。ここで、先ほどの声の種類を指定できます。
例えば「Alex」となっているところを「Vicki」と変えてやると、パーソナリティ変更です。番組の再生を開始すると女性パーソナリティになっているはずです。
カウントダウン番組を作ってみる
番組ファイルをのぞくと分かりますが、パーソナリティが話す内容、BGMやジングルの再生はコマンドによって制御されています。例えば「say "[[name]], [[song]]"」と記述すると、パーソナリティは「歌手名、曲名」を発話することになります。
このように、発話内容には曲情報などを表す変数を含むことができますが、特殊な変数 [[trackleft]] を使ってみましょう。
これは、再生中のプレイリストの残り曲数を表しているので、「say "Number [[trackleft]]"」と記述しておけば、カウントダウンに使えるというわけです。サンプルで「iTunes Countdown 20」という番組を作ってみました。ダウンロードして Programs フォルダに入れてください。
お気に入りの上位20曲入りのプレイリストを作成して、それを再生してみてください。なんとなく、カウントダウン番組みたいになっているはずです。
日本語をそのまま読み上げる夢を見てみる
日本語を読み上げる夢を見ました。こんな感じです。
フリーで使える質のいい日本語読みあげがあればいいんですけどねー。いまはまだ英語の方が自然に聞こえますよね。
2010/9/30 03:02