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9月17日(月)
10年前の記憶を揺さぶる「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」で FF7 のすごさを再確認
先週末発売の CCFF7こと「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」をクリア。泣いた。
FF7 本編に直接繋がる7年前の話。FF7 にも出てきた神羅のソルジャー、ザックスが主人公。
今作のザックスは、ちょっとお調子者の存在として描かれてます。これまで自分のなかにあったザックス像とかはちょっと裏切られるんだけど、途中、ザックスがソルジャーとして成長していくと、だんだんしっくりきます。
ゲームとしては賛否両論あるみたい(短い、システムが…云々)だけど、外伝ではない FF7 の正史として、FF7 好きは絶対やるべきだと思います。
最初から触れないでおくというのはもったいなさすぎ。文句を言うのはやってからでいいので。うちは、みんないろいろ叩いたりするけど結局 FF7 好きなんじゃねえか、みたいな感じなんだろうと勝手に思ってますが。
ザックスの強い個性にぐいぐい引きつけられていくエアリスとクラウド。二人の過去を語る上で避けては通れない話がどんどん展開するんだけど、ちょっと複雑な思いも生まれてしまいました。
この作品をやったあとだと、FF7 本編のゴールドソーサーのデートイベントで、エアリスとクラウドをくっつけたりしたときの記憶がものすごく空しく感じるわけ。
あと、クラウドなんかに感情移入してないつもりだったけど、エアリスが死んだとき茫然自失とした思い出があったりするじゃないですか。
でも、今作をプレイするとエアリスはクラウドを通してザックスを見ていただけなんじゃないかと思えてしまうんだよね。いや、どうしてそれだけのことで複雑な思いになってしまうのかというのがね…。
エアリスが死んだときのことって、「いやあ、ショックであの後しばらくプレイするのやめちゃってさ」みたいな笑い話みたいになってたりするじゃないですか。FF7 プレイヤーみんなの共通の話題って言うか。
うちは FF7 は全然やり直したりしてないから、それって 10 年前の思い出なんだよね。それが、こんなに強く残ってるというのが本当に驚きでした。
だから、やはり、FF7 は不世出の金字塔だったのだといいたい。
あと、要所の音楽が FF7 のアレンジになっているというのはずるい。もうそれだけで涙腺刺激されたりしちゃうわ。
しょうがないから「クライシス コア -ファイナルファンタジー VII- オリジナル・サウンドトラック」もオーダー。
なんか、過去にとらわれてるっぽいけど、ものすごい心地いいですね。新劇場版ヱヴァンゲリヲンみたときの感覚に近いかも?
2007/9/17 23:43