ひとつ前の記事
Tune-up iTunes 7.1.1 リリース - 3/ 7 20:29
ひとつ先の記事
Tune-up iTunes 7.1.2 リリース 〜 Cover Flow に対応 - 3/10 18:30
3月10日(土)
radio SHARK2 + dircast でアニラジをポットキャスティング
鮫の背びれのようなデザインが特徴的な USB AM/FM ラジオチューナ radio SHARK2 を試し中。
ラジオ番組が、aac や mp3 といったファイル形式で録音されるので、iTunes などで管理できるようになります。
専用のアプリケーション radioSHARK によって、録音スケジュールの設定や、タイムシフト再生などが可能になり、普通のラジオ受信環境とは比べものにならない便利さが手に入ります。ラジオって結構聴きのがしがちだったけど、そんなこともなくなりそう。
なかなか手堅い作りの専用アプリ。Windows版もほぼ同じインターフェイス。
録音したファイルを自動的に iTunes に登録する機能があるので、そのプレイリストを iPod に転送したりできます。
ここまでで十分便利なんだけど、メインマシンがノートブックなのでいちいち radioSHARK を接続したくないとか、録音しているサーバと iTunes の環境が別にあったりとかで、もうちょっと便利にしたいなあ、と考えてました。
そこで、dircast という Perl スクリプトを作ってみました(ダウンロード)。
ディレクトリ内の録音ファイルを抽出して、番組単位の RSS を出力する cgi です。この URL を iTunes や PSP に登録して、録音ファイルをポッドキャストとして受信しようというわけです。似たようなものはごろごろありそうなんだけど、いまいち手軽なのがなかった…。
iTunes に登録するとこんな感じ
これで、出張先でも自宅のサーバで録音したラジオ番組をポッドキャストで受信することができます。で、それを iPod に転送されるように設定しておいて、翌朝電車の中でアニラジを聴くと。
Mac OS X はもちろん、Windows の ActivePerl + Apache の環境でも動作することを確認しています。ラジオに限らず、カノープスの録画ソフトで出力した軽量動画をビデオポッドキャストして、iPod や PSP で見るとかもできるでしょう。
というわけで、超便利になったのはいいんだけど、ちょっと寂しい気もしますね。
ラジオって、受信感度のいい場所を探して受信機を移動させたり、ラジオの前にかじりついて聴き取りにくい放送に耳を傾けたり、寒空の下ベランダで遠距離受信をしたり、といったことも全部含めてラジオのいいとこだったんだよな。
同じようにして、今この番組を聴いてる人が、全国にいるんだなあ…みたいなことを考えたりしてね。
ってバーカ!きょうび、そんな一昔前のアニラジにありがちな、ハガキ職人の遠距離受信ネタみたいなこと誰も言わないっつーの!
2007/3/10 04:30