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女医ハックin札幌 - 2/26 01:07
2月15日(日)
Where My HackENT Will Take Me.
ここんとこアニメの感想も書かんとちゅうか更新自体手をつけないで何をやってたかというと女医ハック関係の開発です。
ようやく一段落したのでサイトの方もたまっているネタ帳を吐き出したいです。
女医ハックアプリの再開発HackENT という再生アプリを作っとります。HackENT はまったくの書き直しです。だって開発環境が違うもん。REALbasic から Xcode 上の Objective-C に移行して(つまり Mac OS X に特化して)ゼロからコードを書き始めました。
それが今年の1月2日の話です。新年の決意で「今年は Cocoa に手を出す」と決め、勉強を始めてだいたい2週間くらいかかってそれなりに動くようになってきました。
2月に入ってからは速度を稼ぐために OpenGL やらムービーの自力再生に手を出してみたけど、結局テクスチャの転送速度を稼ぐことができなくて、とりあえず同時に作っていたオフスクリーン描画版を採用することにしました。こっちのが保守性が高いし(OpenGL わからねいという意味において)。
スキルがついたらまた高速化にチャレンジです。
ちょっと比べただけで前バージョンの HackTNG とは全く違うことがわかってもらえると思います(旧版の記事はこつら)。
まずは、タイトルがつきました背景のパターンが斜めにときメモスクロール(またはパワプロスクロール)している上に、画面下からタイトルがせり上がってきます。それが上に流れていくと、今度は予約中の曲一覧が下からせり上がってきて、5曲分表示されます。
曲一覧が上まで流れて消えていったらいよいよ曲再生開始です。前のバージョンではムービーの上に歌詞をオーバレイすると画面が暗めになっちゃってましたが、今回のバージョンはくっきりですよ。
プリキュアの表示、2行目にうっすら歌詞が見えているのがわかりますか?歌詞の切り替えをじんわり表示にしてみたのです。かっこええ。ぶっちゃけありえなーい。
こんなタイトル表示の後にカラオケデータが再生されます。加えて、今回のバージョンでは、曲が終わったときにも曲情報を表示するようにしてみました。何年の作品だったかとか、カラオケデータを作った人の署名とかです。ここは後奏カットでじんわりフェードします。
バーンナップスクランブルいいよねぇ!
そして今回のバージョンではMac OS X のスクリーンセーバを背景にして歌えるようになりました。
これは OS 標準の Flurry というスクリーンセーバですが、カラオケの背景にとってもあっています。もちろんピクチャを OpenGL の機能を使ってじんわりと切り替える Forest とか Cosmos とかのモジュールも使えます(そのかわり前のバージョンで使っていた iTunes のビジュアルエフェクトを背景にする機能はやめました)。
ちゅうかあゆ様ソングの『PANIC』さいこう!
今回の開発の目的はスタートレックエンタープライズの略称 ENT を冠していることにも意味を込めていて、それは『原点回帰』であります。あるのが当たり前になっているものを一度壊して、再構築することで、歌える喜びと、最初の感動を再確認しようとしています。そのためにできるだけキャッチーに作り替えています。
なーんて、そんなムヅカしいことをいう前に、ゆかり姫の『My life is great』のコールで跳ねまくってればいいんだよ。技術的なことなんて気にしてるようじゃまだまだだな。
2004/2/15 01:01