ひとつ前の記事
Hello Again - 6/25 22:59
ひとつ先の記事
ガルパンシネマティックコンサートが劇場版上映中に生劇伴をあてていく神イベントだったなんて聞いてない - 7/10 00:40
6月29日(木)
ComicGlass 9.20 で仙花紙を漂白する
マンガ雑誌で紙の色がカラフルでざらざらした質感のやつありますよね。
これは、仙花紙といって、古新聞紙と、印刷所や製本所から出る裁落とし(裁断した切れ端)を原料とした再生紙です。安かろう悪かろうな再生紙で、完全に白い紙になるほどには漂白できないため、わざと色をつけて汚れをごまかしているのだそうです。
少年誌だとインクの色が黒だからまだ気にならないと思うんですけど、少女マンガ誌だと、インクの色も紙に合わせてあるんですよ。こんな風に。
個人的なスキャン設定の話ですが、マンガ雑誌のスキャンは拙速を旨としているのもあって、単純なレベル補正だけでは色が飛んでくれないことが多々あるわけです。
長らくこの問題には悩まされてきたのですが、愛用している iOS のコミックビューア「ComicGlass」が、先日(6/27)のアップデートで、画像フィルタを2つ指定できるようになりました。
これでだいぶ読みやすくなりました。MAIN FILTER「モノクローム」でグレースケール化して、SUB FILTER「自動コントラスト補正」で漂白しています。
本当は、トーンカーブを指定したいんですけどね。まあ、次善の策であっても、できることをできるときにやるということで、いったんはこれでいいでしょう。
時は大自炊時代、みたいな時期がかつてありましたけど、今も変わらず自炊している人ってどのくらいいるのでしょう。うちは今も変わらずスキャンし続けていまして、ちょうど累計で100万枚を超えたくらいです。
100万枚スキャンすると、磨耗したローラーを変えてもドキュメントスキャナが読まなくなったりするし、なまくらになった刃を変えても裁断機が切れなくなったりするし、どっちも消耗品だったってことに気づきますよね。
2017/6/29 01:50