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ふぐり屋さん矢継ぎ早の新作「その花びらにくちづけを あなたを好きな幸せ」の身悶え感がやばい - 7/28 16:31
7月28日(月)
17 年の時を超えてよみがえる「ドラマCD メタルスレイダーグローリー」
まさか、まさかのドラマ CD 発売となった「メタルスレイダーグローリー」。うれしいやらびっくりやらで。
メタルスレイダーグローリーは、ファミコン末期の 1991 年に HAL 研究所から発売されたSFアドベンチャーゲーム。ハードの限界を超えるグラフィックと音楽、ファミコン史上最大容量となる 8Mbit カートリッジを使用したアニメーションが語り草となっています。
が、いかんせん、すでに役目を終えたマシンでの発売となってしまったため出荷本数が少なくて、今では2万円を超えるプレミア価格で取引されています(Wii のバーチャルコンソール版では 600 円です)。
開発に4年以上もかかってしまったうえ、出荷も少ない…となるとこりゃあ HAL 研究所が傾くのも止められないわけで、このソフトを発売した翌年 HAL 研究所は倒産。任天堂の支援を受け、当時の山内溥任天堂社長に指名された岩田新社長のもと、再建を目指すことになります。
メタルスレイダーグローリーが失敗→ HAL 研究所倒産→岩田聡が社長就任→風が吹く→桶屋が儲かる→岩田聡任天堂社長誕生、とこういうわけですね。
2000 年にはスーパーファミコンのニンテンドーパワー対応ソフトとしてリメイクもされています。これはスーパーファミコン向けの最後のソフトでもあります。これも VC で配信してほしいなあ…。
そんな伝説のソフトが、なんと 17 年の時を超えてドラマ CD になってしまいました!その内容はというと…。
急転直下のメタルスレイダーグローリー最終話、みんなの明日へ、リフトオフ!
って、いきなり最終話、クライマックスからスタート!これはまさにゲームのクライマックスまんまじゃないですか!こここ、こりゃあ盛り上がる!
で、6トラック目に「予告編」ってのが入ってるんですけど、これが何と第1話から26話+OVA の予告編がまとめて 16 分にもわたって収録されてます。そのうちの 2 話が総集編…とかって、制作大変だったんですね…。
しかも 7 トラック目の「キャストコメント」では、キャスト陣も「2クールやってきて…」って感じで会話してておもろい!
ヒロインのエリナ役のゆず姉がですね、主人公・忠@宮野真守と、妹のあずさ@ゆかり姫のラブラブっぷりが度を超えてると言って半切れ状態になる展開もおもろいです。
ゲン役の白石稔はオタっぷりを発揮。原作ゲームのプレミア価格を力説して、まわりが引いてるのもおもしろい…。
というわけで、SFC 版は本当に入手困難だけど、FC 版はバーチャルコンソールで 600 円なわけですから、ぜひともプレイしてみてほしいと思います。
特殊チップを使ったファミコンの域を超えたグラフィック・サウンドもさることながら、やはりストーリーが楽しいです。
以下は、17 年前のファミコン版の映像です。当時、このアニメーションに狂喜乱舞したものです。Blu-ray で出して!(←ムリ)
2008/7/28 00:44