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だめちゅんにっき

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5月 7日(月)

日本ほぼ縦断キングオブ寝台特急の旅(藤村D声でどうぞ)

日本ほぼ縦断キングオブ寝台特急の旅。これは、5月2日に東京をスタートし、大阪からトワイライトエクスプレスに乗車し札幌まで移動、その後旭川、層雲峡とまわり、そして最後に再び札幌を訪れ、3日後の5月5日には東京に戻ってくるという壮大な計画である。

では、その計画の詳細を説明しよう。

第一夜「日本ほぼ縦断キングオブ寝台特急の旅」

1日目、5月2日朝、品川発8時40分のぞみ109号に乗り込んだ我々は、一路大阪へ。今回の旅の目的の一つである、トワイライトエクスプレスに乗車するためである。この寝台特急は、大阪-札幌間 1,495.7kmを21時間4分で結ぶ、まさにキングオブ寝台特急の名にふさわしい超長距離列車なのだ。

大阪を12:03に出発した後、日本海沿いに北上し、青函トンネルを経て、翌朝9:07の札幌到着までの間、数々の趣向で楽しませてくれるためまったく飽きを感じさせない。


食堂車「ダイナープレアデス」も雰囲気たっぷり。

こうして行程一日目は、瞬く間に過ぎていったのであった。

第二夜「あれ絶対トラだって!」動物観察の日

5月3日朝、トワイライトエクスプレスで札幌に到着した我々は、そのまま札幌発特急オホーツクに乗り込んで旭川へと向かった。そしてバスに揺られ、本日の目的地である旭山動物園に到着。早速動物観察を楽しむ我々であったが、実はここで重大なミスを犯していたのである

フラミンゴ、白鳥、ペンギン、トラ、ライオン、クマと順調に観察を続けてきたように思われたが、予想以上に時間をかけすぎていたことが判明。この後の行程をやむなく駆け足でまわらなければならなくなってしまったのだ。


ちょう楽しかった!工夫がいっぱいの動物園でした。

なんとか駆け足で園内を一周することができたものの、ここ旭山動物園では、時間はいくらあっても足りないということをまざまざを見せつけられる結果となったのであった。

その後、一旦旭川に戻り、そこからバスで約2時間かけて、大雪山国立公園に位置する層雲峡温泉に到着。ここをキャンプ地とする。


第三夜「幻の滝を求めて雪山登山」

層雲峡(そううんきょう)とは、北海道のほぼ中心、大雪山連峰に囲まれた峡谷である。断崖絶壁を通り抜けた後、大雪山黒岳山麓に突然現れる層雲峡温泉街は人気の観光地となっている。

まず我々は、大雪山黒岳5合目までのロープウェイに乗り込んだ。ロープウェイから降り立った先には、層雲峡を一望できる絶景が待っていた。カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と呼ばれる雄大な大自然を心ゆくまで堪能。そのまま層雲峡の絶壁を落ちる流星の滝、銀河の滝を目指して歩き始めるのであった。

流星の滝、銀河の滝を堪能し、気をよくした我々は、二つの滝を同時に見ることができる双瀑台というスポットに向かうため、山を登り始めた。しかし、ここでも我々はとんでもないミスを犯していたのである。

双瀑台への道のりは決して楽なものではなかった上に、さらに道が雪で埋まっている箇所もあり、かなりの危険を強いられる行程となってしまったのであった。なぜこんな苦行を…。


滝の音が聞こえる中、雪山登山したのもよい思い出に。

しかし、困難を乗り越えた先にはすばらしい光景が広がっていた。対価を支払ったものだけに与えられる感動の一瞬であった。

第四夜「札幌ちょっとだけ観光〜ジンギスカンRAM」

いよいよこの旅も最終日、残すところ札幌観光のみとなった。札幌駅から旧北海道庁を経て大通公園に向かい、露店のとうきびとじゃがいもに舌鼓をうつ。

途中、HTBのお店で水曜どうでしょうグッズなどを物色するも、お目当てのものは売り切れたり発売日前だったりして残念であった。

その後、本日のメインイベント「ジンギスカンRAM」での食事。やはりここのラムは他のところと全く違う味である。まさに絶品。


桜が咲き始めてて、札幌にもようやく遅い春がやってきているのを感じます。

そして札幌を後にし、新千歳空港から羽田へ。瞬く間に過ぎ去っていった旅の全行程がこれにて終了。

以上、かなり端折りながらの旅日記でした。一日として無駄のない、もりだくさんの旅となりました。

一つだけ心残りをあげるとすると、帰りにさんふらわあを使えなかったこと。日程が決まったのがGWの直前だったので、予約がとれませんでした。でもまあ、これは次回への楽しみができたってことで。

しかし、こんなに全力で楽しんじゃって、明日から仕事できるんだろうか。

今回の旅のお供カエル先生えぎょそうしたん、レミ(3日目以降合流)、はこべえびちゃん(大阪でお出迎えありがとー)

2007/5/ 7 02:57

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