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4月23日(水)
いも☆すた(EMONSTER, S11HT)用の SIP(ソフトウェア入力パネル)を作ってみた
「いも☆すた」向けのソフトウェア入力パネルを作ってみました(emonsip : ダウンロード[148KB])。
早速、自分でも使い始めていますが、自分ルールで作ったから当然使いやすいです。
出来上がったのはこんなのです。
touchkeysip の環境でお使いください(導入方法も公式のサンプルを見てください)。
いも☆すたに足りないもの。VGA 液晶、ワンセグ、ハードウェアテンキー。
液晶はほとんど困らないけど、VGA 以上ならリモートデスクトップがまともに使えるのに、と思います。
ワンセグは、Orb で代用しています。これは十分使えてるので不満なし。
最後のテンキー。携帯のテンキーは片手で文字入力できるインタフェースとして重要。この解決策をいろいろ模索していて。
そうなると最初に思いつく SIP(ソフトウェア入力パネル)は、「まるちたっぷ。」ですね。
しばらく運用してたんですけど、どうも親指で同じところを叩くのに失敗するんですよ。1回目叩くときは目視できるからいいんですけど、2回目以降は自分の指が邪魔で目視できないから、ずれてしまう。
W-ZERO3 のときは画面が大きかったからぜんぜん問題なく使えてたのに。
というわけで、昨日までは前にも書いたとおり、「srkeyboardsip」を使ってました。
ATOK for Pocket と組み合わせてこんな感じに
これはいいですよ。キーも大きいし、何よりキー入力のステップ数が少ないですから。すいすい入力できるんで、どんどん叩けるんです。叩けるんですが…。
叩いているうちに脳内が普通のキーボードのローマ字かな変換を期待してしまうんですね。普通のキーボードのつもりで「G」とか「Z」とかを探しちゃって、思考が止まっちゃう(この SIP では「K」→「A」→「濁点」で「が」を入力します)。
テンポがよくなるほど、つまづいたときのがっかり感が強くて。
そこで srkeyboardsip をベースにカスタマイズしようと思いました。srkeyboardsip は touchkeysip という SIP 記述用の言語環境で動作するスクリプトなんです(すごいアイデアだ!)。
設計のコンセプトとしては、取り留めなく以下のように考えてました。
- 思考の流れを止めないために、QWERT配列に並べる
- キートップに入力できる文字を全部書いておく
- 青シフト、赤シフトを押したときは、その後に入力できる文字をハイライトする
- キーサイズ確保のため、ローマ字かな変換で使用頻度の低いキーは青文字に追いやる
- チャットや検索カラムでは「。」より「、」のほうが使われるはず
- 青文字の入力後は、通常モードに戻ってほしい
- 赤文字の入力後は、続けて赤文字を使うケースが多いからモードはそのまま
そうやって完成したのがこれ(ちょっと「P」の位置とか妥協しちゃいましたが)。
モードが変わっても、配列が変わらないので混乱しません。
まあ、自分で作っちゃったから覚悟が決まったのかしらないけど、うまく入力できるようになりました。
あと、以下の3種類の別パターンも同梱したので、お好みで emonsip.bmp を入れ替えて使ってみてください。
もうちょっと明るくすればよかったかなとも思い中
2008/4/23 15:06