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ちぃたん日記

11月1日(金)

OVA ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス[3]

OVA ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス[3]いつのまにやらもう3巻目。原作でもかなり好きなエピソードである“アレ”、つまり黒くて硬くててらてら光ってて暗くて狭くて湿ったところが好きなわりに速いせーぶつ、のお話が収録されている。

うちは正直なところ本物の、黒くて硬くててらてら光ってて暗くて狭くて湿ったところが好きなわりに速いせーぶつ、をまだ見たことがない。北海道で黒くて硬くててらてら光ってて暗くて狭くて湿ったところが好きなわりに速いせーぶつに出会うのは至難の業だし、千葉ニュータウンでもお目にかかれないのだ(そのかわりここには図鑑でしか見たことのないような虫がいっぱいいる)。面識も免疫もないので、黒くて硬くててらてら光ってて暗くて狭くて湿ったところが好きなわりに速いせーぶつに対する恐怖心も未知数なのである。

さて、そんな黒くて硬くててらてら光ってて暗くて狭くて湿ったところが好きなわりに速いせーぶつの兄妹の話なわけだが、人の姿をしているときの役名“アレ(妹)”の声をあてているのが、矢島晶子。彼女にしては珍しく工夫もなくR・ドロシーの声そのまま。地面を這い回るドロシーを一瞬想像してみたけど、いまいち。

キャプチャと本文が全くあっていないような気もするけど、無関係ではなくって、まあそんなところも含めて、やっぱりハレグゥは面白い、という話をしようと思っていたのに、結局、黒くて硬くててらてら光ってて…(以下略)。

11/1 @167

Tribute to あずまんが大王

Tribute to あずまんが大王「Tribute to あずまんが大王」と冠されたこのアルバムは、一言でいうと栗原サントラに詩をつけて Oranges & Lemons が歌っているのだけど、それが実はかなりよいのだ。ちょうど一ヶ月前ほどに発売されてたのを忘れてて先週買ったのだが、ここ数日こればっかり聴いてる。

あずまんが大王のアニメでは、4コマと同じ表現というわけにはいかないから、ちゃんと背景とか書き込まれているし、音とか、そして無音とか、たくさんの表現があると思うのだけど、それがあずまんが論者の気にするところの、コマとコマのあいだの「間」を構成する要素として大きかったと思うのだ。

もちろんその「間」は自己主張することがなくて、キャラクターのインパクトの前には薄らいでしまうものだ。しかしながら、この CD を聴いたときにココロに感じられるのは、まさにその「間」なのだ、といったら、ちょっと言い過ぎだろうか。

11/1 @333

OVA おねがい☆ティーチャー #13「ヒミツなふたり」

OVA おねがい☆ティーチャー #13「ヒミツなふたり」未放映のエピソードを DVD に収録するというあざとさ。デフォルトでそのあざとい商魂に乗っかってるダメ人間加減。OVA おねがい☆ティーチャー #13「ヒミツなふたり」。

はつほさんが桂を誘惑して云々といった感じで、いつもどおり黒田洋介が声優“で”遊んでいる…程度の内容。要するにファンディスク。ラジオドラマのほうを映像に持ち込んだといってもいいかな。キャラアニ・ドット・コムの【「おねがい☆ティーチャー」未放映13話アフレコレポート】でゆかりんが語るところよれば、

「TVはなんだったのかなという、違う方向にいっていて、ビックリしました。山田先生が、最初の方が素敵だなと思ってたので、凄くがっかりしました。楽しくなっていると思います。」

という最後のフォローがむなしい、微妙なコメントのとおりである。

あと、確かにえち度はそこそこである。実はこの DVD は先週末、入谷のいぬ宅でいとやたん、宗子たん、八重洲たん、まこっちゃんらと一緒に観ていたのだ。「絵がきれい」「よく動く」「おいおいそうゆう話なのか…」と突っ込みをいれつつ観ていたのに、ある一瞬だけみんな無言になったということを付け加えておかねばなるまい。

11/1 @515

11月2日(土)

探し物の見つけ方〜ぴたテン[6]

ぴたテン[6]紫亜ちゃんが志摩さんで、美紗しゃんは美紗しゃんで、太郎さんは湖太郎くんのひいおじいちゃんで、小太郎くんは志摩さんと太郎さんの息子で…。えっ、えっ、えーっ。以上、文頭からネタばれでした。ぴたテン[6]/コゲどんぼ。

なんか登場人物の収拾を一気につけようとしてるような感じもあって、いつもだったらそういうのを気持ちいいと思うはずなのに、今回のはちょっと、まだ気持ちに整理がつかないというか…。も、もしかしてお子さま向けアニメ版に、すっかり慣らされてしまったかな。

で、そのお子さま向け DVD[5] の初回特典は、紫亜ちゃんと天ちゃんのフィギュア。これまた結構なお手前で。

11/2 @437

11月5日(火)

予定調和の楽しみ方

突然に始まり、あっけなく幕を閉じた一時間あまりの至福の時。東京電機大学錦祭ゆかりんコンサート(11月2日)。

ゆかりんトークの絶妙な“適度さ”。常識の範疇で突拍子もないことを言い出してくれるので、イタクないのである。突然変なことを言い出して、客が引きはじめるステージも多い(年に数回行く大宮ソニックとかな!)けれども、ゆかりんトークは的が外れてないから聞きやすいのだ。日記の文章の普通さと比べて、やはり会話の瞬発力がすごい。おもろ部分に頭の回転の速さを感じる希有な存在である。

肝心の歌の方は、前から7列目の中心辺りに陣取れたので、整理番号の割には十分いい場所と喜びつつ、お祭り開始。「My life is great」「Love♥parade」「Baby's Breath」「Fortune of Love」なんかで安定感のある、典型的なステージを楽しみ、「Sweetest Love」「さよならをおしえて」「Eternity」でゆったりと歌声を楽しむ。歌詞の覚えが怪しいといいながらも、まあまあ、そつなく…いや、こっちは跳ねるのに夢中だったり、うっとり夢見心地だったりで、どうせ間違ってもわかんないさ!

DVD『sweet chick girl』 を観ても感じられることであるが、今回ステージを観て思ったのは、ゆかりんの表情が実に多様であるということだ。そしてその表情に力があるのだ。例えばあの底抜けの笑顔。全くの素の表情なのか、それとも実はちょっとは演じているものなのか、想像の域を出るものではないのだが、いずれにしても境界のあやふやなその表情が、妙に鮮明にココロに残っている。

そしてその記憶を裏打ちするのは、やはりトークの楽しさからくるリスペクトにあるのではないかと思いはじめている。

11/5 @319

11月6日(水)

めざせ!あにぺぐ/山本宗一郎著

めざせ!あにぺぐめざせ!あにぺぐというと、うちがかつて Windows でキャプチャ環境を構築していた時に、ずいぶんとお世話になったサイトである。このたび、サイトと同名の「めざせ!あにぺぐ」という本が出るということで読んでみることにした…、いや、正確には、DCC-JPL でもおなじみの八重洲たんがイラストを描いておられるので買ってみた。

AviUtl と TMPGEnc を使っていたころは、結構一生懸命に画質の追求をしていたように思うが、キャプチャ環境を Mac に移してからは画質については割り切ってしまった。Windows で録画していたのは一年前のことなのだが、その当時とはまったく方針が異なってしまっている。つまり、スピードのほうをより重視している(放送後1時間以内に mp4 に圧縮するためだ!)。また、QuickTime MPEG 再生コンポーネントを導入すると、ワークフローも一気に縮まる。

現在のワークフロー

しかしながら、上記のワークフローに TMPGEnc Plus を加えて、ゴースト除去とか画面の黒枠のクリッピングとか、いろいろやってみようかなん、なんて思ったりもしている。「めざせ!あにぺぐ」は、そんな探究心に再び火をつけてくれそうだし、八重洲たん描くところの猫耳は激萌え、ちゅうわけである。

11/5 @674

グゥ箴言集

世の偉人と呼ばれる人たちの残した名言・至言は、しばしば箴言集としてまとめられているが、名言を残したから偉人なのか、偉人であったから至言を残したのか、ということを考えるときに、偉人とはみなされていないながらも重要な言葉を語り続けている人物がいることに思い至る。

第7巻/85頁より

人はやろうと思えばなんでもできる生き物なんですよ…
できないとすれば…それはあきらめた時だけだ…!!

第8巻/63頁より

戦う前から負ける気でいるのなら勝つわけがあるまいな
戦いに勝ちたいのなら負けることは考えぬことだ
勝つことを考えるがいい

第9巻/145頁より

変わりたいのならばこんなところで何をジッとしている!
お前は変わりたいのではなく周りが変わるのをただ待っているだけじゃないのか?
自分の足で歩かずに前に進めるわけもないのにただ待っているだけ…!

以上、「ジャングルはいつもハレのちグゥ」より、グゥの言葉。

11/6 @153

11月7日(木)

スカパー生活が定着

スカパー導入から1ヶ月が過ぎ、視聴チャンネルもドラマパック+アニメ4チャンネルで固まった。現在契約中なのは以下の10チャンネルである。

結局一番観てるのは、スタートレック各シリーズを放送している、スーパーチャンネルかもしれない。CS 導入の理由も本当はこれなのかもしれない。毎日ヴォイジャーが観られる幸せ。毎日決まった時刻に、irc のいぬの nick が inu_voygr に変わる度に「ぼいじゃーいいな」と発言しつづけているうちに、物欲のたがが外れてしまったのに違いない。

キッズステーションでは、これまでテレビ神奈川のゴーストと戦いながらキャプチャしていた、プリンセスチュチュをきれいな映像で楽しんでいる。また、番宣で川澄綾子が「子供からお年寄りまで楽しめる、すごくゆったりした作品」と、とてもゆったりとは思えない尋常ならざるせわしなさで語る「PIANO」も楽しみな作品である。

AT-X では、新しいアニメだと「陸まお」と「朝霧の巫女」くらいか。「灰羽連盟」とかぶるので、熱血電波倶楽部の視聴は地上波から CS に移したのだ。その他、莫大な量のオールドアニメが放送されているのだが、軽く流しておかないと過去の作品に足を引っ張られて停滞してしまうので気をつけねばなるまい。

やー、しかし、ママレード・ボーイはいいなぁ。高校の頃、ママレを観たいがために模試を欠席してしまい、三者面談の際の検討材料が揃わなくて進路指導をおざなりにされたと思い出もあったりするのだが、つまり、こういう昔話を始めてしまうことを、停滞というのですYO!

11/7 @250

11月8日(金)

dameTunes のテーマ 12 月号

dameTunesだめちゅんテーマ12月号!

いつもながらの期待の裏切り方が心地よい。そうきたか!というサプライズがあるからこそ、だめちゅんテーマは楽しいのである。それはつまり誰にでも作れるものではないということも示しているのだが、それでいて誰しもが楽しめるというところがすごい。原曲を知らなくても楽しめるけれども、原曲を愛せないとここまでのものは作れないに違いない(そうでなければネタで終わる可能性もある)、と、いろいろな人の反応を見ていてそう思う。

ミラクル☆パジャマが小気味よくつながっていたり、DS9 が登場したり、ギャラクシーエンバンも登場したり、クロちゃんまでも!とサプライズの連続で、意識しなくても自然と体を揺らしてしまうテンポもあいまって、12月号が一番好きと思ってます。

断片的にあらわれるフレーズ「くるくる」は、やがて「ドリルでルンルン クルルンルン」へと結実する。私はここに、12月号のリュミエールへのオマージュ説を提唱したい。ドリル属性、といっても頭にドリルが生えているアレではなくて、亞里亞みたいなヘアスタイルということね。いぬは「そうではない」と言うかもしれないが、とすれば、それは意識化にリュミエールが住んでいるからであると主張するものである。

11/8 @148

2002年10月下旬のちぃたん日記