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11月 1日(日)
小林ゆう映像がやばかったけど、オーケンはもっとすごかった「絶望葬会 in 日比谷野音」
さよなら絶望先生のイベント「絶望葬会 in 日比谷野音」(2009.10.31)に行ってきました。なんか野音は久しぶりです。もしかして國府田マリ子ぶり?いや、水樹奈々ぶり?
入場列の様子を観察してみましたが、作品のファン、声優ファン、オーケンファンが混在したカオスな感じでした。
最初は神谷浩史と絶望少年達のトークステージ。神谷「絶望葬会にお集りのみなさま、さようなら」からスタートです。
このパートでは、神谷浩史・上田燿司・寺島拓篤・水島大宙・杉田智和がそれぞれのキャラのコスプレをして、Webラジオ「さよなら絶望放送」風のコーナーをこなしていきます。
アニメを見てないオーケンさんファン、原作を読んでない女性声優のファン、原作ファンの方々、お互いにアウェイだと思ってらっしゃるでしょうが、本来ならホームだと思ってましたけど、我々男性声優が一番アウェイだわ!
みんな知ってる?俺、主役!
という自虐ネタもあったり。
シャフト関連のネタでは「絶望先生3期の DVD 売り上げが化物語の1/10なんで」みたいな話の他、「どうせ Web 配信は間に合わないと思ってたけどね」みたいな話題も。
なぜか MacBook が神谷くんの前に置いてあったので、何だろうと思ってたら、これはコーナーのアシスタントとして作られた新谷サンプラー。名付けてりょーこロイド、とのこと。
「普通っていうなぁ!」「ばーかばーか」などのツッコミを入れてくれます。そんな音源の中に「もろチン!」というのがあって、男性声優陣は悪のりして新谷にもろチン言わせまくり。
杉田「ちょっと連打してみ」
良子「もろチン!もろチン!もろチもろチもろチもろチもろチン!」
神谷「これはけしからん機械だね」
続いては、絶望少女達オンリーのライブステージ。
- 絶望レストラン(真田アサミ、後藤邑子、松来未祐)
- 密室ロッカーズ・ルーム(野中藍、井上麻里奈、新谷良子)
- 灰かぶりの少女(後藤沙緒里)
- 恋路ロマネスク(真田アサミ、後藤邑子、松来未祐)
- デッド・ラインダンス、デス(全員)
このあと、参加できなかった谷井あすか、沢城みゆき、小林ゆうのビデオメッセージがあったのですが…。
まあ、谷井さんのメッセージはフツー。みゆきちはかわいいねー。小林ゆうは…。
もし「小林ゆうのDVD(仮)」をご覧になった方ならわかると思いますが、あれです。あの超ハイテンションな一人芝居です。どんな?って言われても「あんな」としか言えないんです。
ぜひ DVD みてください。
このあとは、大槻ケンヂが加わって、「大槻ケンヂと絶望少女達」ライブに。
オーケン「絶望した!小林ゆうちゃんの映像のあとで出てくる運命に絶望した!」
確かに、小林ゆうのあとはやりにくい!さらに。
オーケン「絶望した!絶望少女達の半分は今日ほぼ初対面!」
にフイタ。
セットリストはこんな感じです。基本、絶望少女達も出ずっぱりで。
- Intro-大槻ケンヂと絶望少女達
- 人として軸がぶれている
- ニート釣り
- マリオネット
- 絶望遊戯
- おやすみ-END(大槻ケンヂ、真田アサミ)
- 空想ルンバ
- さよなら!絶望先生
- 林檎もぎれビーム!
とにかく、林檎もぎれビーム!は盛り上がりますねー。本当に大好き!名曲中の名曲だと思います。
アニサマでもよかったけど、作品のファン、声優ファン、オーケンファンがそれぞれアウェイ感を出しながらも築き上げた、絶望ホームともいえるステージ。アニサマとは違う一体感です。
やはり、参加者が声を揃えて叫んだ、サビの「さあ行こうぜ」のところがぐっと来ます。
大槻ケンヂは以前「林檎もぎれビーム!」のインタビューの中で、こう語っていて。
僕が深夜アニメを見るようになって思ったのは、「きっとアニメ・ファンは、本当は持つ必要のないコンプレックスみたいなものを持っているのでは?」という部分だったんですよ。
僕の青春に置き換えると、中学生や高校生の時代に、ラジオの深夜放送とかを聞きながら感じていた、「何でこんなにも面白いサブカルチャーがあるのに、一般の人は認めようとしないんだ!」といういきどおりというか……。
(中略)
そういう怨念めいたものを楽曲に落とし込んできたのが、これまでの「人として軸がぶれている」とか「空想ルンバ」だったんですね。でも今回は、今までの2曲よりもより深くアニメ業界やオーディエンスとの関係を知ったからこそ書けた歌詞だと思うんです。
歌詞の「君が想うそのままのこと歌う誰か見つけても すぐに恋に落ちてはダメさ」とか、声優さんたちに「お仕事でやってるだけかもよ」とか歌ってもらってますけど、決してアニメや声優ファンを茶化しているわけではないんですよ。
その後で歌われているのは、そうと分かっていても突き進むことで、みんなで生み出す幻想のシャングリラが待っているということで。それって、本当にそうだと僕は思っているし、僕もそこに参加したいという思いがあるんです。
(改行追加しました)
なんか、いろんなものが腑に落ちたというか。アニメ云々のくだりもそうですが、中学生の頃、オーケンのラジオをなぜか聞きまくっていた自分にもです。ああ、こういう事をわかっている人なんだ、と。
そしてまさに、この日のステージはシャングリラであったと、今、思い返しているところです。
最後に唐突ですが杉田くん語録をどうぞ。
- (上に貼ったバナーがスクリーンに映っているのを見て)たけしの挑戦状のゲームオーバーの画面みたいだ
- (ハロウィンについて)前向きなMがいたずらしてくれと迫る日です
- (銀魂の銀さんにしか見えない着流しのコスプレについて)おおい、出版社ちげーぞ
- 男らしい単語の覚え方は「sex」はかかずに覚えろっていう
- (ギャルゲの話題に)パワーグローブみたいな形のマウスがあったらいいなあ
- (雨の日の透けブラの話題に)運動会の体操着もいいですよ。父兄しか入れないからダメでしたけど
- 後藤邑子さんのファングッズで金色の木刀を作るらしいですよ
- ベヨネッタばっかやってて鉄拳買ったのに遊んでくれない中村に絶望した!あいつが言うからプレステ版にしたんだよ!
杉田くん、中村悠一と仲直りしたんですね。よかったよかった。あれ何の話だ?
2009/11/ 1 20:36