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12月12日(水)
魔法少女リリカルなのは StrikerS #27「青空」のなのはさんが泣ける
本編最終回のその後を描く 27 話「青空」を収録した「魔法少女リリカルなのは StrikerS サウンドステージ 04」が発売に。不覚にも涙が…。
正確には、JS 事件の後から、最終回エンディングで紹介されていたその後の風景に繋がる部分のストーリーになってます。
登場人物のその後をそれぞれちゃんと描いてるので「ああ、そういう経緯であのエンディングで出てきた進路になったんだな」ってところが一つ一つ解決していきます。
都築真紀脚本のこの愚直なまでのフォローによって、アニメでは語られない部分をコミックやドラマCD で補完しながら三位一体で展開されたなのは StrikerS ワールドにすっきりと終止符が打たれました。
ヴィヴィオが魔法学校の下見に行くシーンでは、その言動に本編よりも微妙に成長した様子が感じられたりするところがよかったです。やはり水橋幼女演技は最高。
あとはエリオとキャロが、一緒の進路を選ぶ様子とかですね。何か一緒にいるのが自然って感じでほんわかしてきますね。
27話でいちばんグッときたのが、なのはさんの心境の変化とその教導のあり方。
最初、ヴィヴィオを引き取るのにちょっと及び腰だったなのはさんだけど、またいつ墜ちるかも知れないという思いがそうさせていて。正式にヴィヴィオを迎えた今、なのはさんの空への思いは、守るべき存在とともにあるように変わって。そんな心境の変化が感じられるエピソードになってます。
いつまでも空を駆けてばかりもいられない、なんてことを言い出すなのはさんではなかったはずだけど、だからこそ、飛ぶのをやめるときまで、自分の力の全てを後進に伝えたいという思いに変わってきているようです。
「みんなにもっていってもらいたいこと、まだまだあるんです」という言葉にやられました。この熱さと包み込むやさしさのバランスが、なのはシリーズの真骨頂ですね。
収録キャラソンは3曲で、ヴィータの曲、フォワード4人の曲、フェイトの曲です。とくに水樹奈々の歌う「Endless Chain」は屈指の出来。
もう、しばらくなのははいいや、なんて食傷気味なことを普段言ってたりしながらも、いざ聴くとフツーに泣いてるあたり。単純ですね、うちは。
2007/12/12 01:11