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12月 5日(水)
ノンストップだだ甘ストロベリースパイラルがやばい「こいびとどうしですることぜんぶ」
恋人同士ですることを、全部、彼女としていこう。というキャッチがぐっときた「こいびとどうしですることぜんぶ」を本日ようやくコンプ。といっても2ルートしかないんだけどね。
いつも通り、甘々なエロゲをやりたいなと思って始めたんだけど、甘かったです。いや、考えが甘かったとかじゃなくてね。だだ甘すぎ。
冒頭いきなり、無口なヒロインくーりんこと園生玖羽(そのおくう)に告白してつきあいはじめるところからスタート。
くーりんは誰もが近寄りがたい孤高のスーパーヒロインで、人と触れ合う機会がなくって、感情の伝え方を知らない女の子(詳しくは公式参照)。
ところが、無表情で淡々とぼそぼそとしか会話しないくーりんは、主人公(遠藤陽介)の要求を全部はいはいと受け入れちゃうんですね。
キスもエッチもするんだけど、自分からは決して求めてこないくーりんに、主人公は一方通行なのかもしれないと不安になるわけです。
そんな時、ふと見てしまったくーりんの日記にですね。
日々募っていく気持ちを、伝えたい、そう思ってもやはり今日もうまくいかなかった。
どうしていいかわからないから、ただただ懸命に応え、ついていった。
もう、せめてずっと見つめていよう。してくれることに、一生懸命応えよう。
なんて書いてあるのを見てしまうのです。うわぁ…くーりんの気持ちに気づいちゃうこのシーンは本当にやばいわ…。
勝手に不安になって、悪い方向に考えてたことをひたすら謝る主人公に「でも好きだからっ…!」と叫ぶくーりん。それをきっかけに堰を切ったようにようやくくーりんの本当の言葉が出てきます。
さあ、ここからですよ。もうとどまることを知らないだだ甘ストロベリースパイラルを二人で駆け上っていきます。とまらない二人は同棲→学生結婚→新婚生活(ルートa)or 子作り夫婦生活(ルートb)って流れで、とろとろです。
だんだん感情を表せるようになってくるくーりんが、どんどん甘えっ子になっていってですね。もうとろっとろにとろけていくわけ。素直な無口キャラが、すごい勢いで甘えっ子になっていくその過程がもうね。やばい。
ミヤスリサ描くくーりんが異常にかわいいのと、か細く泣くようにしゃべる如月葵ボイスがマッチしてるため、甘えっ子になった時の破壊力はすさまじいものがあります。
他にヒロインもいないし、ストーリーも二分岐しかないので、この甘えっ子を受け入れられないとダメです。買っちゃいけません。しかし、浮気とかの障害もなく、ただただ甘いストロベリー展開を楽しみたい人には天国のようなテキストが待っています。
ちなみに回想モードで H シーンを数えたら計 33 回ありました。くーりん以外のシーンはありません。このへんもひとすじです。それ以外にも始終ちゅっちゅちゅっちゅやっています。
だだ甘っていっても高校生になって初めてつきあったりしたときって、やっぱりこういうこと考えるよね…、みたいな感じで。だからこの作品は、それぞれのいちばん甘酸っぱい部分の思い出に触れてくる危険な作品でもありますわな。
逃がした魚の大きさをいまさらながら悔やんでみたりしてね。
2007/12/ 5 21:00