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11月19日(月)
ひだまりスケッチのイベント「超ひだまつり」がうめ先生分でうめ尽くされていた
ひだまりスケッチのファイナルイベント「超ひだまつり」に行ってきたよ。記憶が新しいうちにできる限り書いておきたいイベントだったので、長文ですけどお付き合いいただけるとうれしいです。
冒頭いきなり、絶望先生の OP 映像を再現したキャスト紹介からスタート。なんと歌はアスミスと新谷良子による「人として軸がぶれている」。おいおい、新房つながりでやりたい放題だな!
今回はコーナーの合間にはさまれる CM のパロディもフツーに流れてる CM にひだまり映像をコラージュしたものでした。どう考えても DVD とかにできなさそうなパクリ。
そんな冒頭のパロディの後は、宮子の「なーんちゃって冗談でーす」、ヒロの「きっと久米田先生も許してくれるわよ」みたいなナレーションがオチになって会場大爆笑。
続いて、阿澄佳奈・水橋かおり・後藤邑子・新谷良子の4人による「スケッチスイッチ」が本当のスタート。会場のクラップが揃ってて気持ちいい!
その後、アスミスの「松来未祐役の吉野屋先生でーす」という紹介に答えて、「やっと参加できました、松来未祐役の吉野屋先生です」といいながら松来未祐登場。松来未祐と吉野屋先生が似すぎっていうのがイベントを通して一つのネタになってました。
アスミス「吉野屋先生じゃなくて松来さんですよねー。まあ、あんま変わんないですけどねー?」という、ひだまりラジオっぽい投げやり口調のフォローがまた最高。
イベントでは、アスミスの的確なタイミングでのコメントが終始笑いを誘ってました。あと、アスミスの髪留めがちゃんとばってんになってました。
アスミス「私たちだけで進行するとフリートークだけで何時間かかるかわかんないので助っ人を」
後藤「もう誰が来るか分かってるんじゃないですか?」
水橋「え、久米田康司でも来るの」ってんでまた爆笑。
ここでニッポン放送の吉田アナ登場。
吉田「ども、アナウンサーとして軸がぶれているニッポン放送吉田です。TBSのアニメ作品に僕が司会ってのもぶれてますよね」。
吉田「ところで、先ほどからゆののキャラとあすみさんのキャラが違いすぎますね」。
アスミス「ほら、だって声優なんですから、みんな、…まあ…」。
みたいな感じでイベントは進行していきます。
Oh!ひだマイキーのコーナー
これは5人の出演者がそれぞれ工夫して撮ってきた自分の写真に、みんなでセリフをあてていくというもの。アスミスによる三十路ネタ攻撃によって、松来未祐がオチになっていいとこもってくケースが多かったですね。
バルーンファイトのコーナー
よくある古今東西で風船回しのコーナー。水橋と後藤は風船割れても全く怖くないらしい。
山吹高校美術家卒業試験のコーナー
3つのお題について、スケッチブックにお絵かきするこれまたイベント定番のコーナー。お題は、もののけ姫、鉄人28号、ガチャピンとムックの3つでした。
さあスタート、と思いきや会場が暗転。そこかしこから「ざわ…ざわ…」の声がしてフイタ。
ここで、うめ先生役、蒼樹うめ先生登場!会場が一気にヒートアップ!何この人気ぷり。つうか、ちっちぇー、かわいー!
うめ先生「原作者でうめ先生役をやらせていただいております、蒼樹うめです。よろしくお願いします」。つうか、ちっちぇー、かわいー!
吉田アナに「うめ先生、声優さんにしか見えないですよ」といわれて、スケッチブックの後ろに隠れちゃううめ先生。
アスミスが「うめ先生が消えてなくなりそうです!」とフォロー。つうか、ちっちぇー、かわいー!
蒼樹うめアワー「笑ってウメス」
続いてのコーナーはサングラスをかけたうめ先生登場で、いいともパロディー。なんとうめ先生が司会で、会場との「そうですねー」の掛け合いなどお約束のやりとりをしたあとキャスト陣が登場。
そして、ぐだぐだーなフリートーク…。テレフォンアナウンサーのコーナーで吉田アナが見かねてフォローを入れると「でも本家のいいともだってこんな感じじゃないですか、タモさんがあんま興味ないとき…」と怖いものなしのアスミス。
続いてテレフォンショッキングぽく友達の marble さんを紹介→即登場。生バンドで「芽生えドライブ」キター!なんという疾走感!超気持ちいい!
ここからはライブコーナー
基本的にキャラソン集「ひだキャラ」からの選曲です。
- おんなのこパズル(ゆの)
- 美味ロック(宮子)
- ストロベリー☆ロマンス(ヒロ)
- しあわせnext page(沙英)
- 妄想クロッキー(吉野屋先生)
- はーい!チャンスちゃん(ゆの)
ここで、誰もがうめ先生のキャラソンを期待していたはず。
それを知ってか、アスミスが「最後の曲ですけど、もうひとかた期待された方すみません。でももう一曲歌いたい曲がありましてですね…」といいながら「はーい!チャンスちゃん」を歌ったので最後かと思ったんだけど…。
ライブコーナー終了直後からウメス!コール。そして再び曲紹介がはじまってうめ先生登場!本日最高の盛り上がりを見せる!
そう、うめ先生がキャラソン「とびきりスイッチ」を歌う瞬間であります。つうか、ちっちぇー、かわいー!
「ありがとうございます…」と消え入りそうな声で登場したうめ先生。はあ、と大きく息をつきながら、「自分なりにできる限りのことをします」と言ってスタート!
- とびきりスイッチ(うめ先生)
おい、振りも歌も完璧やん!つうか振りカワユス!
イエーイとかハイのかけ声も異常にかわいくてですね…他の声優陣をさしおいて、コール、ジャンプともに本日最高の盛り上がりってどうよ。
さて、この曲はですね、サビの歌い方がフツーに好きなんで、うめ先生をネタ的に取り上げるというよりは、ホントに生曲聴きたいと思ってました。そう思いつつも、期待してしまうのはあの部分…。
うめ先生の「みちゃだめ!」キター!その瞬間、会場から怒号!なんだこれー。
曲が終わると、会場のウメス!コールの中、キャスト陣がかけよってうめ先生を抱きしめてました。アスミスと良子ちゃんなぜか大泣き。
吉田アナ曰く「おなじ会場で司会したけど、上戸彩より盛り上がってた」とのこと。
うめ先生が「不思議な感じでした。現実味がないというか。夢っぽい」と感想を述べると、アスミスがすかさず「だって普段マンガかいてんですよ」とつっこみ。
最後に出演陣からひとことずつ。ここで開演から3時間経過してました。
アスミスは号泣しながら、放送終了後半年も経ってるのに、こんなに集まってくれて、ほんとにうれしくて私は幸せです、とコメント。もらい泣きしたワー。
良子は、なんでこんな不思議な涙がでてくるのかわかんない、と言いながらも、後ろでウメスの「みちゃだめ!」のところで、キャーってなってた、とコメント。
みゆみゆは、泣きながら「すごく思いだすのが、1話の時アスミスが初めての主役・レギュラーですごい不安そうにしてたのをずっとみてて…。アスミスもがんばったし、みんなが作品を盛り上げてくれたのが実感できてよかったです」とのこと。これまたうるっときた。アスミスがんばった。
うめ先生も泣きながら「この作品は私一人で始めたんだけど、今はみんなの作品になってくれてるんんだな、ってわかってすごいうれしかったです。どうもありがとうございました」とコメント。ここでアスミスが「うめ先生が泣いてるー」とまた横で号泣。
最後は盛り上がって終わりたいとのことで4人で「スケッチスイッチ」。これまた盛り上がりましたなー。
続いて「もう一回」コールに答えて、4人再登場。
アスミス「いかんせん4人で歌える曲はあれしかございません」といって、再び「スケッチスイッチ」です。ああ、やばい。この繰り返しはやばいんだ。
吉田アナは「横浜ブリッツはライブハウスをやめて、スケッチスイッチを歌う設備にしよう」と笑いを取ってました。
そして、段取りを間違えてステージからはけないキャスト。「キャストもそうだけど、会場のみんなも誰か一人でも帰ったら、ひだまりスケッチのイベントが終わっちゃうって分かってる」と吉田アナが泣かせることをいいます。
誰もが名残惜しい、ずっと続けていたい、そんな空気になっていたところに…。
製作スタッフからこの日のためだけに新作映像を用意したというアナウンス。ひだまりスケッチ最後の映像です!と紹介された新作アニメは…。
いつものカウントダウンから始まって、ひだまり荘の4人の日常が描かれてて。
宮子がスイカを志村けんみたいにたべてて。
タネをマシンガンのようにヒロに打ち込んで鉄拳制裁されてて。
ぼーっとしつつ「何かしなくていいんですかねー」とゆの。
それに対して、宮子が「またこれから忙しくなるんだし、来年ひだまりスケッチ第二期もはじまることだしー」としれっと発言。
その瞬間、会場は狂喜乱舞。
吉田アナは「フツーにアフレコしてんじゃん!」と突っ込み、水橋は「正直に言おうよ、やらせでした、ごめんなさい」と謝り、みゆみゆは「待って、あたしだけフツーに出てない!第二期知らない」と焦り、アスミスはみんなの反応を見て、号泣。
そう、第二期「ひだまりスケッチ×365」(ひだまりスケッチさんろくご)が始まるのだそうです。
365 というのは、うめ先生によるネーミング。365日という意味と、体温の36.5度をかけているのだそう。
水橋さんが「365回やるのかと思った」とまたしれっと発言しますが、それに近い発表も。
来年一月からはじまるラジオは、一年間やるのだそうで。更新間隔は前回同様長いかもしれないけど、一年にわたってアスミスの投げっぱトークが聞けると思うとこれまた幸せで…。
スタッフからのメッセージにもあったけど、放送開始当時、ラジオCD、キャラソン、特別編制作の予定はなかったけど一つ一つ応援のおかげで実現してきたこと。
その結果、第二期を放送できることになったこと。このことをキャスト陣一同、イベント中繰り返し繰り返し、感謝の言葉として語ってました。
ひだまりスケッチの愛され方は、他の作品とまさに一線を画しているのだと思います。それにちゃんと結果がついてきたから、第二期があるのだと。
この作品を好きでいて本当によかったな、と心から思います。
ここまででイベント開始から3時間45分ほど。
イベントは最後の最後とはいえ、もう次があることがわかりました。あとは何も考えず騒ぐだけです。
「スケッチスイッチ 超ひだまつりオリジナルバージョン」。いつものメンバーに、みゆみゆとうめ先生を加えた6人編成です。うめ先生の振りがかわいいんだこれが。
スケッチスイッチ、都合4回も歌われました。どんな Party Night だよ。
後説の「ずっとこれからもひだまり荘で待ってます、きっと遊びにきてくださいね」というくだりは、いつもならアスミスだけど、今日はうめ先生でした。
余韻に浸りつつ、BGM に芽生えドライブが流れる中、会場を後にしました。
というわけで、まさに、うめ先生オンリーイベントと言っていい内容でした!
以前「ひだキャラ」について書いたとき(ひだまりスケッチ キャラソン集「ひだキャラ」のうめ先生が不覚にもかわいすぎ)、
うめ先生の歌が気になって買う人にとっては、1曲 2,500 円
と書きましたが、今回のイベントは 4,500 円分めいっぱい、うめ先生分でうめ尽くされていたうめ尽くしイベントだったと思います。
まあ、それは冗談なんですけどね?(ひだまりラジオ投げやり口調のアスミスで)。
2007/11/19 03:30