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Mac 用リモートデスクトップクライアントのベータ版が出た! - 8/ 1 21:47
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8月 3日(金)
内向け通信を LAN に通して、それ以外全部イーモバイルに振っても十分実用的
ソフトウェアの不具合で販売が制限されていた D01HW が全面的に販売再開されてますね。
アップルのマウスに似てるから勝手にその大きさと同じくらいと想像してたんだけど、実際に見たら結構小さいのね。ちょっと魅力。EM・ONE の SIM があるから本体だけほしいな、と。
イーモバイル EM・ONE を使い始めて4ヶ月あまり。使用可能エリアについても毎月着実に広がってきていて、先日札幌の実家に帰った際も問題なくモバイルブロードバンドが利用できるようになってました。
月額 5,980 円のプランだけど、完全に元は取ってると思う。なぜなら一日のほとんどを、イーモバイルでの通信に依存しているから。スペックで 3.6Mbps とあるけど、2.0Mbps は出ているので、速度的には問題なし。ちょっと前の ADSL と思えばいい。
この帯域をひとりで使えるとなると、実は、たくさんノードがある LAN とかより速いなんてことも、環境によってはありますよね。
それから LAN 経由ではポートを制限されてたり、サイトのアクセス制限があったり…なんてのも言うまでもなく関係なし(野暮なことは言わないことにした場合の話ね)。
常駐先で LAN に繋がせてもらったときに「ファイルサーバとプリンタは使っていいけど、Web やメールは許可してないんで、サイトやメールを見たいときは PHS とか使ってね」なんて言われることもあって。最近では大学の構内とかも細かいポート制限があるし。
そんなとき、これまではウィルコムだったのがイーモバイルになって、つまり ISDN が ADSL になったときくらいのブレイクスルーなのね。
セキュリティ意識の低い顧客だと、同じ端末で両方につないでいいなんて言ってくれるんだけど、そう言うときは、よく以下のようなおまじないをしますね。
route -p add 192.168.0.0 mask 255.255.0.0 192.168.1.1 metric 1
Windows でダイアルアップしているときはデフォルトゲートウェイがイーモバイルのほうを向いて、LAN 側にアクセスできないけど、こうすれば 192.168.*.* 向けの通信は、かならず 192.168.1.1 のゲートウェイを通るようになる(route コマンドでは LAN のインタフェースを指定するけど、Windows が IP アドレスから適切なインタフェースを選択してくれるので上記では省略している)。
ウィルコムの時は、思っても実行しなかった(せいぜい特定ポートだけ流したりはあった)けど、イーモバイルになって、LAN と同じような速度が出るようになったから。
内向けの通信は生かしたまま、それ以外はもう全部イーモバイルに振ってもいいんじゃね?と思ってる。
あくまで、野暮なことは言わないことにした場合の話だけど。
2007/8/ 3 10:51