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ここでは、ネットワークを利用した機能について説明します。
再生マシン上で再生中の曲情報をネットワークで共有することで、離れたところにある HackENT でほぼ同時に同じ曲を再生できます。
ホスト側のマシンから、FTP を用いて、再生中の曲情報をアップロードします。クライアント側からは、その曲情報に HTTP でアクセスし、自分のところに同じデータがあれば、それを再生します。
よって、双方に同じデータが存在していることが前提となりますが、カラオケサークル内で同じ曲データを共有している場合などは、カラオケオフに参加できない人でも、自宅で雰囲気を味わったり、「やっぱ無理してでも参加すればよかった…」などと後悔したりできます。
曲情報のアップロード
ホスト側マシンで FTP 設定を行います。アプリケーションメニューから「環境設定」を実行し、「FTP設定」のタブを選択します。
「再生中の曲情報をサーバに送る」にチェックをいれ、FTPのための設定を行います。
上記例では、www.joyhack.com の ./public_html/joyhack/ 配下に、songInfo.shtml がアップロードされます。
なお、現在のバージョンでは、パスワードは暗号化されませんので注意してください。
曲情報のダウンロード
クライアント側マシンでは HTTP 設定を行います。アプリケーションメニューから「環境設定」を実行し、「HTTP設定」のタブを選択します。
上記例では、http://www.joyhack.com/joyhack/songInfo.shtml をダウンロードする設定となります。
シンクロ再生を開始する
クライアント側マシンで、「ファイル」メニューから「シンクロ再生」を実行します。
すると、以下のような待機画面となります。
その後、ホスト側マシンによって、曲情報ファイルがアップロードされたのを検知すると、シンクロして再生が始まります。
曲情報をブラウザで表示する
アップロードしている songInfo.shtml をブラウザで表示すると、以下のようになります。
各リンクは、アマゾンへの検索クエリになっています。また、ちょっとでもお小遣いになればいいなと思い、製作者のサイトのアソシエイトID が入っています。
これを、次のように iframe で参照すると、現在再生中の曲を自分のウェブサイトで表示できます。
<iframe style="background-image:url(images/songBase.png);
background-repeat:no-repeat;"
src="songInfo.shtml" title="now hacking"
width="350" height="88" marginwidth="93" marginheight="22"
allowtransparency="true" frameborder="0" scrolling="no">
</iframe>
これをブラウザで表示すると、以下のような感じになります。
アプリケーションメニューから「環境設定」を実行し、「HTTP設定」のタブを選択します。
「再生中の曲情報をサーバに送る」にチェックをいれ、クエリ欄に HTTP(GET)でアクセスする URL を設定します。このクエリの末尾には HackENT によって以下のような情報が付加されます。
“[NowHacking] 曲名 / 歌手名 / 作品名 / 歌った人:コメント”
GET でのアクセスにしか対応していませんが、掲示板に書き込んだり、HTTP経由で発言できる irc のボットと組み合わせたりすることができます。
HackENT が動作中のアカウントの /Public/Drop Box 配下に曲データをフォルダごと転送すると、HackENT の待機画面で以下のように表示します。
転送したフォルダは、/Public/Drop Box から、環境設定で指定したデータフォルダへと移され、自動的に配信曲リストが再作成されます。
この機能により、HackENT が稼働中のマシンに曲データを転送すれば、すぐに歌えるようになるわけです。
曲予約システムでTwitterアカウントを用いてログインしたユーザは、自分の順番がきたタイミングで、曲情報がTwitterに通知されます。
一般にTwitterへの書き込みを伴うWebサービスでは、あなたのTwitterアカウントを参照・更新する全権をサーバに保持しています。JoyHack Systemでは、予約システムを稼働させているホストマシンにその情報が保存されています。
この情報を削除したい場合は、Twitterのスクリーンネームと同じ名前(@hogehoge の「hogehoge」の部分)で、通常のログインを行うと、ホストマシンから情報が削除され、通知されなくなります。
もっとも安全な方法は、カラオケ終了後に、ご自分のTwitterアカウントの「許可した連携アプリの一覧」画面で、JoyHackシステムの許可を取り消すのがベストです。
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