7月 1日(木)
Wind -a breath of heart- #01「再会のメロディー」
OVA 版 Wind を外伝とするなら、TV 版 Wind は正伝といった感じでしょうか。Wind -a breath of heart- #01「再会のメロディー」。
しっかりと原作のストーリーをなぞっていく、手堅い作り。ゲーム本編の思い出がオーバーラップしてきます。OVA 版の方はストーリーの再構築を試みて、意味の分かりにくい、ある意味観る人を置いてきぼりなストーリーになってしまってますが、こちらは安心してみていられます。
それは原作ファンにとっては取りも直さず、意外性がないということになると思いますが、これはこれでいいよねぇ。
第1話は真とひなたの朝の風景から、学園の屋上で真とみなもが出会うところまで。しかもみなもが振り返ったところで終わってしまうという…。ああ、もうちょっと進んでくれるとうれしかったなー。実は OVA の第一巻のお話もここまででした。やっぱ30分枠に2本って無理があるような気がするけど、TV 版のほうが情報量が多くて密度が濃いように思います。逆に OVA はなんかプロモみたい。
ゲーム冒頭の列車のシーンはなくっていきなり学園生活からスタートしてました。これは1話で作品世界に放り込んでおいて、2話でプロローグをやるというパターンかな。
このまま原作どおりに話をすすめていってくれるとすると、みなもたんの問い詰めシーンもアニメで見れたりしないかな?あ、でも問い詰めだけで1話使っちゃうね(あのシーンってゲームでも8分近く怒ってる)。
7月19日(月)
HackENT 新予約システムをテスト中
なんとか女医ハックを公開して広めていきたいと思っているのですが、なかなか難しいです。まだまだ一般公開するには納得のいくレベルになっていないので、止めてる状況。
ちなみに女医ハックの開発状況は、「Where My HackENT Will Take Me.」に書いた内容とほとんど変わってないです…。何と言われようとも、動いているというレベルと、公開できるレベルには、差がありますから、暖かく見守っていただければいいのですが…。
てゆか、土日なしで朝から明け方まで働いてる状態が長らく続いていて、とても開発に割く時間がないです。頭の中では実装イメージがたくさん浮かび上がってきてるのに…。
ただ残業代だけは余りまくってるのでいらんものをたくさん注文して憂さ晴らししています(それについては近いうちに書きたい)。
さて、そんな日々のなかでなんとかこしらえたのが、新しい予約システム。Perl なら昼休みでも書くことができますから。もともと女医ハックは Web 予約を実現していましたが、このたびのシステムでは、さらに一歩進めて“配信曲を中心としたコミュニティ”を表現してみようと思い立ちました。
曲を検索するにあたってさまざまな切り口が考えられます。
あの歌手の何とかっていう曲、あの作品の何とかっていう曲、の検索までは、これまでも実現できていたことですが、このあいだあの人が歌っていた曲、あの人が歌いそうな曲、というのもあるはずなのです。
Amazon 的に言うならば「この曲を歌った人は、こんな曲も歌っています」というリンクから広がる多次元世界が存在しているのです。
つまり、曲という観点と、人という観点があるわけです。例えば、こんな感じです。
配信曲一欄をブラウジング…。「田村ゆかり」の文字が気になったのでクリックしてみよう…。
「田村ゆかり」曲の一覧に変わる。「ギャラクシーエンジェル」の曲が歌いたいなぁと思って、またクリック。
「ギャラクシーエンジェル」で検索した結果を表示。「エンジェル・クロニクル」に決めた!
曲名をクリックすると「エンジェル・クロニクル」を歌った人の一覧になります。過去にNihondoさんが、歌ってました。
じゃあ、この人はこれまでどんな曲を歌ってるの?
Honey Moon も歌ってるようなのでクリックしてみると、今度は他にも歌っている人がいた!
じゃあ、その人はどんな曲を歌ってきたのさ?
といった感じで、どんどん曲を検索していって、最後に「予約」欄の曲番号をクリックすると、曲予約になるわけです。このときに、ひとことコメントを入力できるようにしてみました。
あと検索の履歴を足跡として残していけるようにしました。青背景が曲に着目した検索、赤背景が人に着目した検索になってます。
というわけで新予約システムのお試し版はこちら。実はまだ動いてない機能や、不具合がたくさんあるのだけど、適当にログインネーム決めて曲検索を楽しんでみてください。
こうやってちょっとずつでも公開できる部分を公開していきたいと思ってます。とにかく今は時間が欲しい!まず寝る時間、次に開発の。