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DMNG 私的記録、2003.04.12。
先週の金曜日深夜は、スタートレック「ネメシス」の先行オールナイト上映のミッション。新宿歌舞伎町のホロデッキで、いぬ、たらちゃんとともに任務を開始。
23:50 から2回見たのだが、がらスキで、艦内が終電を逃した異星人の睡眠の場所になっていたので、急遽脳内センサーアレイを調整してノイズを除去。
彼ら異星人が発する“Zzz...”という特有の周波のノイズには、ただただ不快の一言である。同じヒューマノイドとは信じがたい。しかし幸いなことに、すぐに任務に集中して、異星人を亜空間に追いやることができた。
肝心の本編は、ようやくライカーが副長を卒業したり、ディアナと結婚したり、いろんな TNG の懸案事項を回収しながら、ピカードとそのクローン、シンゾンとの戦いを描く。提督になったジェインウェイがいつもの皮肉屋の調子で、ピカードに命令したりというおまけ付き。さすが真のサバイバー。「私の苦労に比べれば、アルファ宇宙域での任務なんか楽なものよ」と言わんばかりに偉そうである。
いい年になったウェスリーを見て「誰だお前は」とか言いたかったのだが、かなり編集されているみたいで、事前情報としてあったウェスリー登場シーンはばっさりカットされていた?ということだろうか。
クレジットによるとデイタ役のブレント・スパイナーがシナリオに関わっていたようで、たしかにいいところを持っていく。できれば、デイタのデータ複製はラストシーンの緊迫した中での緊急伝送をしてほしかったとか思ってしまったが、それは古い日本のアニメーション的な発想でちょっと恥ずかしい。
2回目の上映では、若きピカードであるシンゾンは、ピカードというよりもむしろ目もととかQに似てるなぁ、とか、やっぱE型エンタープライズのワープナセルの赤い光は好きになれないなぁ、とか、ライカーとディアナのラブシーンは、もっと若い頃だったらなぁ、とか、いろんな邪念を思い浮かべながら楽しんだ。
しかしここで再び別の異星人がノイズを発しはじめたので、センサーアレイを再調整。
まだまだ取り上げてほしい内容はたくさんあるけれど、とりあえず TNG シリーズ完結ということで、大団円ではないながらも、拍手で喜びたい。楽しかった。
あと、艦内に持ち込んだ PowerBook 型トリコーダが、微弱な電波を感知したので通信を試みたが、残念ながら交信には失敗した。どこにいても無線ネットワークにつながる時代、端末が手のひらにおさまるようになる時代、そんな端末を持つことすら意味が無くなる時代が必ずやってくる。
ファーストコンタクトの時は目前に迫っている。
普段、サイトに貼るキャプチャ画像を作る時は、Windows の PowerDVD XP で [C] キーをぱしぱし叩いて、画像を量産してから選別に入るのだけど、Mac だと QuickTime Player から [Cmd]+[E] でファイル名をつけてピクチャに書き出し…ってのが非常にめんどくさい。
そこで急遽でっちあげ中なのが、Arege HotoShop というアプリケーション。これ「ほとショップ」などと読んではいけなくて、正しくはキャプサイトの大家たる、放蕩オペラハウスへの敬意を込めて「ほうとうショップ」と呼ぶのが正しい。
単機能ながら、視聴しながらリターンを叩いてれば、自然に連番付きのキャプチャ画像ファイルができてるのが便利。これからトリミングとか画像リサイズとか実装していく予定。
できればオート黒枠トリミング機能もつけたいところなんだけど、実装の暁には「魂無き黒枠除去機能」と名付けるつもりである。画像をキャプチャしてサイトに載せるんだったら、録画時の黒枠をそのまま、なんてことはあり得ないのだけど、それを横着しちゃうのは、やはり“魂無き…”なのですよ。
2003年4月上旬のだめちゅんにっき