[an error occurred while processing this directive]

ちぃたん日記

2月4日(月)

デスマーチ・プロジェクト

自分の手帳を見て気付いたのだが、もし今週休まずに働くとすると、まるまる一か月休みがないことになるのだった。で、今週休みが取れる可能性はほとんどないというのが現実。毎日、深夜 2 時、3 時に帰ってくるという生活の中でサイト更新も巡回もままならず、単純に計算すると、多分ボーナスと同じくらいの額が支給されるであろう来月度の給料での皮算用をする時間すらないとゆう。

不思議なことに、あまり疲れを感じていない。これは何かの末期症状なのだろうか。きっと仕事が一段落して緊張の糸が切れたときに、ものすごい“不具合”に悩まされるに違いない。もともと体が丈夫な方ではないし、これまでも気を抜いたときには必ず倒れているため、気をつけようと思う。現在の不具合は、寝不足に加えて、足に力が入らない、ということくらいか。しかし「足に力が入らない」という言葉から、「やっ、そんなっ…足にちから入んないよぅっヾ」というシーンを妄想できるので、自分を見失ってはいないようである。

仕事については、ただただ「辛い」の一言。現在携わっているプロジェクトは、システム的に破綻することが約束されているようなもので、プロジェクトの構成員全員が手を取り合って崖に向かって死の行進をしている状況だったのである。で、今や全員が、一歩踏み出せば崖から落ちるという位置に差し掛かっている。そういう所まできてしまった場合、重要なのは“誰が”最初に一歩を踏み出すか、ということだ。誰かが崖から落ちてくれれば、手をつないでいる仲間も“安心して”崖から落ちることができるのである。で、その一歩を踏み出すのは、間違いなくあたし。あたしの責任ではないのだけど、お客さんへの見え方としてはあたしの責任に見えるはずである。いつ、だれが、だれに、謝るのか、というシナリオを準備しておかねばなるまい。

そんなこんなで、胃に穴があきそうな 1 週間なのであった。実のところ、サイト更新をこんなに休んだのは初めてではないかしら。でも更新のない間もみなさんが変わらずサイトを訪れてくれるのには正直驚いた。このようなダメ日記サイトであっても多くの方に読まれているということを再確認するとともに、素直に嬉しいと思った。

2/3 @818

かゆい言葉

先週分の『おねてぃ』をようやく観た。苺ちゃんの策略によって、桂くんと小石ちゃんがデートすることになってしまい、それに複雑な思いを抱いてしまうみずほ先生、という王道もいいところといったストーリー。

黒田脚本はそこにも、むずがゆ萌えを盛り込んでくれた。公園で二人きり、みずほ先生にキスしようとつめよりながらの「気持ち、確かめたいよ…」という桂くんのセリフ。CV 保志くんの声と相まって、もうかゆすぎ。桂くんにやられてしまうあたしもどうかと思うが、黒田よ、よう言わせた。

よう言わせたといえば、ありみかにゃん@娘娘飯店が『STILL DREAM』のなかで、未夢ちゃんに言わせた「彷徨だったら嫌じゃないな…って思ったんだもん」っていうセリフにもきゅいん、とやられているのだった。

2/4 @153

カーテンコール

一ヶ月もの間、休みを取れないままになっていたが、来週の日曜日は何とか休めることになった。顧客側からそのようにスケジュールが組まれたのである。木〜土の 3 日間で、72 時間対応するというスケジュール。あらかじめ 3 徹をスケジューリングされたのは初めてのことで、戸惑っている。

30 日間働きづめた最後の 3 日間が 3 徹。多分、あたしは立ったまま、かつ目を見開いたまま、灰と化すであろう。その瞬間、あたりは静寂につつまれるが、やがて誰からともなくポツポツと拍手が起こり、やがてその音は大きなうねりとなって職場全体を包み込むであろう。中には立ち上がって大きく手をかざして拍手をしながら「ブラボー!」と叫ぶ者もあるであろう。そして静かに幕が下ろされるのだ。

それは同時に、全てを投げ出してひきこもるチャンスでもある。

2/4 @519

2月6日(水)

ProofReader 近況

ProofReader

ふと思い付いて、開発中の Carbon 版 ProofReader から AppleScript を呼び出せるようにしてみたらいきなり面白くなってきた。

正規表現検索でヒットした文字列を、置換するかわりに AppleScript に引き渡して処理するということが可能になったので、ヒットした部分だけをテキストファイルに書き出したり、別のアプリケーションに処理させたり、好き放題できるのだ。OS X であれば、Perl に引き渡してしまうこともできるのだが、とりあえず AppleScript に対応しておけば、あとはユーザが Perl なり AppleScript 対応アプリで処理するなり、好きに使うことができるだろう。

現在、対応しようと思いつつも積み残している機能としては、逆に AppleScript から ProofReader を制御可能にする部分である。これに対応できれば、いろんな仕事ができるようになると思うので早めになんとかしたいのだが…。

2/5 @804

2月7日(木)

追伸、今度帰省した折には―

ときにはブチ切れてみるのも効果的であった。今日は 20 時に帰れることになったし、3 連休もカレンダー通りに休めることになったのだ。

まほろまてぃっく[3] ということで、DVD『まほろまてぃっく[3]』。第 5 話、第 6 話を収録している。6 話のまほろさんスケスケゆかたもさることながら、封入のライナーノーツにある川澄(まほろ)×瀧本(優)対談が面白かった。お二人はちゃんと、まほろと優のお話の終わりを考えている。

川澄:私は去っていく方の立場だから、いなくなるのがわかっているのに、最後まで見届けられないってわかっているのに、自分という存在をそこまで残してもいいのだろうかと感じてしまう。

という言葉が印象的であった。打ち上げ花火を見ながら「来年もいっしょに来ようね」という優に、「そうですね…また来れたらいいですね…」とまほろがつぶやく名シーンがあるけれども、その言葉には、優と別れなければならない寂しさ、優を哀しませることになるかもしれないという悲しみ、いつかは本当のことを告げる日がやってくるという辛さが込められているのだろう。

それに対し、「でも、残したかったから来たんじゃないのかな」と答える瀧本さんの言葉も、なるほどと思った。機能停止までの間に、自分の生きた証を、戦いの中にではなくて、人間としての普通の生活の中に残したいという思い。その思いは人間のそれであるがゆえに、あたしのココロに入ってくるのである。

原作の方は“管理者”のせいでさらに話がややこしくなっているけれども、まほろまてぃっくのストーリーの根幹はまほろの複雑なココロ模様にあるのだ。まほろさんのゆかたスケスケで、もう…なんて言ってるのはもってのほか…。ああっ。

2/7 @615

最高の頬染めアニメ

なぜかココロをかき乱されてしまう木曜日。「おねがい☆ティーチャー」へのハマリ度は久々に異常である。あたしの木曜日の夜は、職場の帰りにコンビニでポッキーを買うことから始まる。みずほ先生が食べているポッチーとシンクロして楽しむためである。

今日も今日とて、かなりわかりやすいドキドキな展開で、大変よろしい。ホテルの部屋で桂くんの帰りを待っているみずほ先生とか、泣いてるみずほ先生とか、可愛すぎ。CV が喜久子お姉ちゃんであることに感謝してもしきれない思いである。他の選択肢はまず考えられない。やはりあたしは感情表現の豊かなキャラクターにしかひかれないようで、苺ちゃんの激烈なかわいさよりも、みずほ先生に走ってしまうのである。このサイトで何度か言及しているように、ちぃに萌えられない理由も多分そこにある。

現在のところ、黒田マジックにやられている感もあるが、再生産されたいろいろなパーツの使い方がうまいため気にならない。むしろ心地よささえ感じるのだ。この調子で、あたしのココロの隙間をどんどん埋めていってもらいたい。で、次の段階としては、誰某萌えという次元を通り越してもらいたい。

ストーリー的には、ハネムーンに来たはずのみずほ先生と桂くんだったが、いつものメンバーも偶然来ていてはち合わせ、二人きりになりたいのになかなかうまくいかず、挙げ句の果てには部屋を取り違えるという、偉大なるマンネリ展開の回であった。いいんだ、良いものしかマンネリにはならないんだ。おねてぃに関してはすべてを許すと決めたんだ。

2/7 @662

2月8日(金) 幕引きはいつも突然に

Painter 7 - やはり惜しむらくは筆圧感知

Painter 7最近、暇さえあれば、Painter 7 を起動して遊んでいる。おおむね気に入っているのだが、パレット依存が過ぎるので、作業領域が小さくなってしまうのには難儀している。のみならず、せっかく設定したパレット位置を忘れてくれさえするのにはちょっと困ってしまう。と思いきや、起動し直すとまたきちんとパレットが並んでくれていたりして不思議ではある。また、Painter 7 の起動がことのほか早いので、常時使っていきたいのだが、png 画像をハンドリングできないので、このサイトのネタを作るときにはやはり Classic 環境で、Photoshop 6 なり Elements なりを起動している。

仕事に飽き飽きしているときにシステム設計書の裏に思わず描いてしまい、とても職場には置いてこられないので、自宅に持ち帰ってきてしまったイラストを取り込んで、塗り絵をしてみたりするのだが、これがまた楽しい。こんなことしてる場合じゃないのに、寝ないと倒れてしまうことがわかっているのに、ついつい遊んでしまうのだ。

これは久しぶりな Mac の使い方である。昔は意味もなく Mac を起動して、意味もなくアプリケーションを立ち上げて、何時間でも遊べたはずなのだが、最近はそういう使い方ができなくなっていたのだ。例えば「Mac 書道 Pro」なんかで、何が書きたいわけでもないのに、「いいかい、“はね”はこういう風に…」とか言ってる小学生時代の恩師とかの顔を思い浮かべつつ、「謹賀新年」とか書いては、保存しないで終了する、といった何も成果物のない Mac ライフを、いつのまにかおくれなくなってしまっていたのだ。

あたしにとって Painter 7 は、そんな気ままな生活への逃げ道となってくれるかもしれないのだ。

2/7 @701

ねこーねこー CV 許してあげてください>Rj さん

急転直下、劇的に仕事が早く終わったので、三連休は自宅待機も必要なくなった。今日は定時前に仕事を終わることも許してもらえた。そういう場合の説得力は、普段の仕事の積み重ねでしか得られないということを、最近痛感している。

よーしパパ、秋葉で散財しちゃうぞー、と一瞬思ったのだが、実家に帰省することに決めた。目的はもちろん新ねこ(名前不明)いじり。昨年 10 月ににゃんぴを失った寂しさに耐えられなくなった両親が、年末から飼い始めたのだ。

仕事が一段落して、なんか急にホッとしたら、その瞬間から鼻水が出始めてきた。人間の体とはわかりやすいものだ。仕事に行きたくないときはちゃんと具合が悪くなるし、仕事が充実している間は労働時間の割には疲れないし、仕事が無くなると体を休めようとするようだ。

新ねことはファーストコンタクトなので、ねこアレルギー再発するかも。

2/8 @307

2月10日(日)

それにつけても Hyper Joy のなんと偉大であることか

実家で飼い始めた新ねこの名前は、再び「にゃんぴ」であった。何で亡くなったねこと同じ名前なのかと両親に問いただすと「あんたが名前を付けないから」という理不尽な答えが返ってきた。どうやってみたこともないねこの名前をつけることができよう。

いや、しかし、にゃんぴのかわいさったら。子供ねこを育てる(いじる)のは久しぶりなので楽しい。もう見るもの全てが興味の対象で、いつもきょろきょろしていて、持ち上げると心臓がドキドキしていたり、部屋中を駆け回っておもちゃにじゃれていたりしている。ロシアンブルーとアメリカンショートヘアの血が混じっていると聞いたが、確かにグレーだし薄めだが立派な縞もある。でも、ねこの種類を見分ける目を持っていないので真偽のほどは分からない。

金曜日の 18:30 の便で帰省するはずだったのだが、乗り遅れてしまい結局 20:10 の便で移動することになった。自宅についた後は、上記の通りねこをいじりながら明け方近くまで母親と“転職”について話をしたり、夜中になってもこれでもかというくらい出てくるお菓子やデザートを処理し続けたりした。多分あたしが帰省すると知って急遽用意したのであろう。

土曜日は夕方から職場のダメ同期たちと飲み会。あたしは早めに家を出て、アニメイト札幌でおねがい☆ティーチャーOP『Shooting Star』(KOTOKO)や、ゼノサーガ主題歌『ココロ』(Joanne Hogg)、ナジカ電撃作戦サントラ『NAJICA ORIGINAL SOUND TRACK』などを購入してから、待ち合わせ場所のビックカメラで合流。例のサッポロビール園で生ラムを堪能。「ラムおいしいよね」「やっぱ羊はいいよね」「でも亥もいいよね」「楽羅萌え」といった会話を展開しながらビール園を後にして、カラオケへとなだれ込んだりする、毎度変わらない帰省なのであった。

唯一違った展開としては、カラオケをはしごして Hyper Joy からセガカラに移ったことなんだが、それを店員に頼むのはダメ同期をもってしても恥ずかしいらしい。「すいません、セガカラの部屋に移りたいんですけど」という一言のいったいどこが恥ずかしいというのか。

2/10 @491

2002年1月下旬のちぃたん日記