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4月 6日(月)
特別編制作も発表された「超ひだまつりZ」は、超しあわせな空間でした
ひだまりスケッチ史上最大のイベント「超ひだまつりZ」が東京厚生年金会館で行われました。
2007年11月の超ひだまつりのときは横浜BLITZ だった(当時のレポ)ので、今回は箱も大きくなって、曲もたくさん増えて盛大なイベントになりました!
まずは校長先生の開演前ナレーションからスタート。校長は全国校長連盟の熱海旅行で来れないなどとアナウンスされると会場から不満の声。
1. スケッチスイッチ(阿澄佳奈・水橋かおり・後藤邑子・新谷良子・松来未祐)
やはりまずはこの曲からスタート!そして今回は全編通しての生バンド!のっけから最高に盛り上がりますねー。イベントも回を重ねてコールも定着しました。
ここでステージ上空から謎のくす玉登場。アスミスがくす玉を割ると、「ひだまりスケッチ×365特別編、制作決定!」の文字ががが!やった!
2. ?でわっしょい(阿澄佳奈・水橋かおり・後藤邑子・新谷良子・松来未祐)
会場全体でわっしょいわしょしょい叫ぶのが楽しいです。もう最初の二曲でヒートアップしすぎだろ。
3. とびきりスイッチ(蒼樹うめ)
さらに追い討ちをかけるようにここでウメス登場!ソロ曲の先陣が原作者ってすごい構成。でもこの曲は「超ひだまつり」で他の声優を差し置いて最高の盛り上がりを見せるという伝説を作ってますからね。
今回は「特別編も、みちゃだめ!」に変わってたけど、その後の怒号のような盛り上がりがやっぱりすごかった。
4. 流星レコード(marble)
続いては、サビのアカペラからしっとりとスタートした「流星レコード」。後半の盛り上がりが気持ちいいですよね。
MCでは、やはりアスミスの切れ味冴えたり鈍ったりのトークが炸裂です。
阿澄「さあ、あらためまして…、ひだまり、スケッチ…さんろくご…のイベント…」
新谷「ちょっとー、見切り発車するのやめてくれない?」
といつものアスミスらしいぐだぐだ感演出でトークがスタート。そして、ミズハスの髪型が、アフロっぽいスパイラルパーマになっていて、自己紹介が、
水橋「こんにちは、クリスタルキング役の広橋涼です」
ステージ上にはひだまり荘の外観が再現されていて、2階の二人はちゃんと階段を上ってそれぞれの部屋に入れるようになってて、屋根の上にはうめ先生(キャラのね)が配置されているという凝りっぷり。
こんなところから登場できるなんて夢のよう、などとみんなが話している中、
後藤「これ完全にドリフだね」
ここからはまたキャラソンが続きます。
5. こんなのはじめて(阿澄佳奈)
6. はじまりサバイバル(水橋かおり)
水橋「こんにちは、宮ちゃんこと松田優作です」
7. シャラララ・ドルチェ(後藤邑子)
8. しめきり純情派(新谷良子)
9. プリンセス・ティーチャー!(松来未祐)
10. 新しい世界(marble)
11. ひだまり組曲(marble)
わくわくひだまり荘〜いつものひだまり荘〜しんみり〜A Sunny Place1とサントラの曲を生演奏、生ハミングで。これはいいものを聴いた…。
ここで、再びメインの5人がそろってMC。
話題はDVD、7巻の特典映像「帰ってきた!見えるひだまりラジオ×365」について。
水橋「またやっちゃったの?わたし呼ばれてないけど」
阿澄「あんだけいじり倒しといて!」
これすげー面白いですよ。まだ見てない人はぜひ。続いて話題が、ミズハスのおへそが出てる衣装の話に移ると…
水橋「こんにちは、たかはし智秋です」
セクシーポーズ吹いた。
ここからはまたキャラソンタイム。
12. おんなのこパズル(阿澄佳奈・水橋かおり・後藤邑子・新谷良子・松来未祐)
この曲はゆの曲だけど全員で。
13.ひだまり・ひだまれ・ひだまりるん(蒼樹うめ)
ウメスの曲、これも何ともコールが盛り上がる感じでいい!
14.やる気がふにゃー(阿澄佳奈)
15.にゃーとな午後三時(水橋かおり)
ねこ耳をつけて登場した水橋さん。この仕込みが後に大変なことに…。
16.ちいさなお茶会(後藤邑子)
17.天性メガネリア(新谷良子)
「スーパーメガネタイム発動ー!」と叫びながら登場。メガネよく似合っててかわいかったねー。
18.美人美術教師の憂鬱(松来未祐)
19.芽生えドライブ(marble)
さて、すごい勢いで駆け抜けてきたけど、そろそろ最後の曲。はやいなー。
阿澄「創造主ですから、神ですから。もう、こんなかわいい神いないよ?」
と言われ、恥ずかしくて後ろ向いちゃうウメス。
阿澄「うちの真ん中かわいいなー」
アイドルグループかよ。
阿澄「最後の曲紹介はみんなでしましょう、それでは聴いてください、ひだ…」
ここで出演陣から一斉にブーイング
後藤「せーの!とかあるだろうよ」
松来「神、一言お願いします!」
ウメス「だいじょうぶ」
神の許しが出たのでこれでいいみたいです。
20. ひだまりランド・ゴーランド(全員)
アンコール前、最後の曲はこのイベントのために作られた「ひだまりランド・ゴーランド」でした。
<アンコール>
21. ひだまりランド・ゴーランド 菊x菊ギターバージョン(菊谷知樹 & 菊池達也)
まさかのアンコール直後インスト曲。しっとりとアコースティックギターを聴かせます。
ウメス「はじめまして、marbleのタンバリン担当、ウメスです」
しかし、今回4列目で見れたんだけど、前の方で見てもウメスちっちゃいなー(そらそうだね)。
micco「なんでやってもらうことになったかっていうと、ひだま〜ぶるのブックレットの対談できていただいたときに、オファーもないまま…」
ウメス「marbleの裏にいるえらい人が楽器やりますか?っていうので、トライアングルならって言っちゃって」
ウメス「じゃあ、タンバリンどうですかってことに…」
おい、マルチタレント過ぎだろ。というわけで、micco&ウメスで聴かせる「幸せは365日」でした。
その後、メンバーがひとりずつ登場。ここでもミズハスのネタが。
水橋「宮ちゃんとみせかけて蛾次郎でーす」
佐藤蛾次郎とか果たしてここにいる人たちに伝わるのか?
ウメスの「沙英さーん」という呼びかけには、「にゃ、にゃー…?」という返事。なんと水橋仕込みのねこ耳をつけてシンタスが登場。
新谷「これ、宮子がつけろって…」と言い訳しつつも、
新谷「でもこれ、宮子が、私の次はウメスに渡せって」
なし崩し的にウメスがネコ耳を装着…その瞬間!あまりのかわいさに会場が怒号につつまれ…つうか声優陣からして大混乱。
後藤「ちょっと、なに、これ」
遅れて登場したマツキスも「そのままチュってしちゃえ」と言われるがままにウメスに寄っていくけど、すんでのところでアスミスが止めて事無きを得たウメスでした。
阿澄「歌えて、踊れて、ねこ耳が生えてる漫画家さんだよ」
阿澄「そして、神ですよ」
阿澄「ウメス、あなたは何者なんですか」
ウメス「…私は、神だ」
新谷「ウメス、断ってもいい時もあるからね?」
という掛け合いに吹いた。
そして、アスミス、いよいよ締めに入ります。
阿澄「こんなにたくさんの人に愛されて、こんなに長く続くなんて…」
阿澄「み、みんなも何か言えよー」
後藤「阿澄がしめろよー」
阿澄「(松来を見て)お、おい、先輩、うちの先輩」
松来「あすみんが、きれいに、まとめるんですよ?」
なかなかまとまらないトーク。
阿澄「なんでみんなここで控えめになるのー?」
新谷「いやいや、私たちの心はいつも阿澄といっしょだよ?」
阿澄「私はもう数年間こうやってだまされ続けています…」
そして締めるどころか、別の話題に。私事ですが、と前置きしつつ…。
阿澄「この作品が初レギュラーで初主役で、あのころは、もうアニメの仕事呼んでもらえないかも…みたいなことを思っていたのに」
阿澄「今は、こおんな人たちと一緒に…」
後藤「“こんな”って!あすみん言葉が足りない!」
阿澄「そう、わたし言葉が足りない…」
お約束展開吹いた。
阿澄「(松来を見て)こんなに!あー、うん…。こんな素敵な31才はいない…」
松来「…」
マツキスの反応が毎度面白いです。
阿澄「違うの!ホントに!ホントに!すてきな方々なんです!」
阿澄「(半分切れ気味に)あの!いる場であんまり言いたくないんですけど!ホントに!うれしいの!」
この切れ気味アスミスがほんとうにかわいくてね。
阿澄「あたしまだなんか声優になった実感がいまいちないんですけど、リハとかを袖とかで見てて、思うんです」
阿澄「あたし声優の仕事やってんだ、ってのをちょくちょく思うんですよ」
阿澄「だからー、うれしいの!って話!」
そこですかさずミズハスのツッコミが。
水橋「そろそろお前泣けよー」
阿澄「今日は泣かないって決めてたの!」
新谷「ここだって!」
阿澄「泣かないの!タイミングとかいらない!」
超ひだまつりのときは号泣してましたもんね。泣くとこ見たいけど、アスミスは「うえええ…」って本気で泣くからあんまかわいくないんだよね!いや冗談ですよ。
阿澄「みんな一緒に楽しめるイベントになって、ほんとに奇跡の中に立ってるなと思います」
阿澄「ほんとに、なんか…、みんなで…せーの(ぐだぐだな感じで)あーりーがーとーうーございましたー」
出演陣から再びブーイング
新谷「今のせーのもムリだってー」
阿澄「せーのってちゃんと言いましたよ?ついてきて?」
アスミス天才すぎる。
阿澄「最後の曲です。これ、リハのときから泣きそうになってました」
後藤「今泣けよー、どうせならー」
阿澄「いいの!後で泣く!」
アスミスかわいいなあ…。
23. スケッチスイッチ
というわけで、やっぱりラストはこの曲。この日最高の盛り上がりのまま幕を閉じました。
が、誰もが思っていたと思います。もっとこの場にいたい、ひだまりワールドを楽しみたい、と。
それが、自然と「もう一回」コールを生みました。終演後のBGで流れる「スケッチスイッチ」にコールを入れました。もう帰りなさい、という校長先生のアナウンスが流れるなか、なかなか帰ろうとしませんでした。
このひだまらー達の愛が、特別編の制作を決定させたに違いないと思います。もちろんビジネスなわけですから、愛がちゃんと結果に結びついたからこその、決定なはずです。
まったく、どこまで幸せな作品なのでしょうか。
2009/4/ 6 15:00