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ちぃたん日記

11月21日(木)

キディ・グレイド #6「Twin/Star〜双璧〜」

キディ・グレイド #6「Twin/Star〜双璧〜」高密度、高画質を維持し、期待を裏切ることのない安定度。萌えを抜きにしても話が面白いから、安心して萌えられるのね。ぐんぐん引き込むつくりがすごい。キディ・グレイド #6「Twin/Star〜双璧〜」。

エクレールとパドゥーシカ@島本須美さんのおつかい話、陽動風味。軌道エレベータでの高空戦闘、タイミングのいい ES メンバーの連携など、お約束なオチも含めて気持ちのいい展開が溢れている。

名ばかりのシリーズ構成で無軌道なストーリー展開を繰り広げる作品が多い中、キディの展開は、無理のないサプライズを与えてくれる。やはりバックボーンがしっかりあって、ストーリーが固まっているからこそ、効果的にエピソードを配置できるのだし、密度が高くても詰め込み過ぎに感じないのである。例えば、ゼロの人気が高いから後半ではたくさん出すようにします、とか、最終話で十分に描けなかったからリテイクではゼロを出します、とかやってるのとは、全然違うわけで。G-on で得られたサプライズが無軌道なのには、もちろん狙ってもいるだろうが、理由があるということだ。

宇宙港やら、軌道エレベータやら、軌道リムやら、ワープゲイトといったフレーバーで、世界観をどんどん固めていくから、ES メンバーも地に足が着く。世界観や細かい設定に裏打ちされているから特殊能力がインフレを起こさない。

ま、後藤圭二監督がどこまで後藤圭二監督なのかという疑問も生まれないわけではないのだけど(なんとなく察してほしい表現)、これほどまでの高密度で話が展開していくのを目の当たりにしていると、監督としての後藤圭二もうちの中ですごい勢いで大きな存在になってきている。

11/20 @833

シスター・プリンセス Re Pure #8「面会日なのです!/四葉」

シスター・プリンセス Re Pure #8「面会日なのです!/四葉」鞠絵ちゃんと兄上様との面会日。一緒に会うことになっていた可憐と白雪が、待ち合わせに早く着き過ぎないようにしながら、鞠絵と兄との時間を増やしてあげようとする様子が印象的。シスター・プリンセス Re Pure #8「面会日なのです!/四葉」。

無邪気な亞里亞と雛子を連れて、あたふたする可憐の振る舞いがほほえましい。これで引率者が咲耶だったら…とか想像してみるのも楽しかったりして、うちとしてはお話が気に入ったので満足。一方、キャプ系サイトのほうは、鬼の首でもとったかの如く嬉々としながら作画の乱れを指摘するところだらけかと思いきや、そうでもないんですね。作画晒しあげなんてやる方も見る方も楽しくないからかしらね。

B パートは大地丙太郎による演出・絵コンテ。クリエータ競作の世界。もし桜井弘明監督とか投入されたとしても、もう驚きません。キャラクターに頼り切らず、過度に特徴をクローズアップさせることもなく、特に遊ぶこともなく、手堅い演出で四葉の魅力を引き出していたように思えるけど、それ以上に感じていたのは半場友恵のはつらつとした演技であった。語尾の処理があまりにもかわうい。

12人の世界の中の1人をクローズアップして描く前半と、兄と妹の2人の世界の中で描く後半とでは、引き込まれ方が違うのはわかっていたはずだし、うちはモノローグに弱いということも気づいているのに、毎度毎度無節操にやられてしまうのは、これはもう如何ともし難いみたいデス。

11/21 @169

灰羽連盟 #5「図書館・廃工場・世界のはじまり」

灰羽連盟 #5「図書館・廃工場・世界のはじまり」ネムが働く図書館を手伝うラッカ(目下求職中)。出産のため図書館をやめるスミカさんに贈るため「世界のはじまり」という絵本の続きを二人で完成させようというお話。灰羽連盟 #5「図書館・廃工場・世界のはじまり」。

「世界のはじまり」という絵本をおずおずとラッカに見せるネム。すわ、この本に、灰羽の秘密が…!と思いきや、後ろの方は白紙。ラッカが考えたその絵本の結末は、なんだかほのぼのした感じで、核心に迫っているような遠ざかっているような、含蓄があるようなないような。

世界のはじまり、灰羽のはじまりに想いを馳せつつ、ラッカの疑問も深まる。なぜ、自分がここに生まれてきたのか、街の外にはかつての自分が住んでいた街があるのか、そこに両親はいるのか…。そして街の外のことは、灰羽だけでなく、この街に住む人間たちにとっても疑問なのだという。外の世界へのあこがれを捨て、街の中での幸せをつかんだスミカさんに、二人はこの絵本を贈ろうとする。

レキの交友関係にも新たな展開があって、どうやら灰羽も一枚岩ではないっぽいし、大きなストーリー展開はないものの、面白くなってきてる。でも、危うい綱渡りが続いているような感覚はまだ拭えないのよね。そんな安心しきれない面白さ。

11/21 @465

政府の規制改革会議、アニメ業界改革を答申に盛り込む

政府の規制改革会議、アニメ業界改革を答申に盛り込む】(asahi.com)。

改革会議がまとめた「アニメーションなどのコンテンツ分野の規制改革」案は、「世界で放送されるアニメの6割が日本製」と国際競争力を高く評価。そのうえで、制作者は資金調達や市場調査についてテレビ局、広告会社、映画会社などに依存し、「不公正な取引関係が生じやすい」と指摘。制作者が正当な報酬を得る取引慣行の確立や、自ら資金調達できる環境の整備が必要とした。

とのこと。

政府関係者のみなさんも昨夜のプリピュア観てたのね。素早い対応に拍手。

11/21 @500

11月22日(金)

プラネットガーディアン[2]

プラネットガーディアン[2]毒吐きまくりの古雪ちゃん(アンチ魔女っ子)が、刑務所を脱獄した凶暴な宇宙犯罪者を浄化転送(トランスポート)して監獄に送り返す“守護者(ガーディアン)”になって、地球を守るというお話の2巻目。ギスギスブラック魔女っ子ストーリー「プラネットガーディアン[2]」。

ライバル魔女っ子も登場してますますたのしいのだけど、やぱしこの作品の面白さは既存の魔女っ子ものの再生産をしながらも、アンチ魔女っ子な主人公がいやいや働いてるというところにある。決め台詞を言おうとして恥ずかしさのあまり気を失ってしまったり、戦いよりもテスト勉強の方が大事だったり(古雪ちゃんは安定した生活を送りたいという理由で公務員をめざしている)、登場シーンの口上を言うのが嫌で嫌で仕方ないんだけど、ライバルの魔女っ子より目立ってあこがれの男の子と再会したいがために我慢して言ってみたりする。

目を座らせて、ため息をつきながら「魔女っ子ならちゃんとやるからほっといてよ」なんて醒めた口調で言ってる古雪ちゃんが、あまりにもかわいい。

11/21 @896

DVD「少林サッカー」

DVD「少林サッカー」

猫も杓子も「少林サッカー」DVD を買って堪能しているだろうと思うが、他聞にもれずうちも買ってきた。まずはリッピングして ISO-MPEG4 へのエンコードを仕掛けてから、視聴を開始。

初見のとき(過去日記「少林カラオケは最高だろ?」参照)の時と比べて、一人寂しく観た場合は笑えないのではないかと心配していたが、冒頭のクレジット部分からして吹き出してしまった。本編の楽しさも、もちろん損なわれることなく、新鮮な気持ちで視聴できた。

あと、この DVD にはコメンタリ音声が入っていて、出演者らによる突っ込みが聞けるのだ(字幕あり)。うちは、2回目の視聴時に日本語吹き替え版音声に、コメンタリの字幕を重ねてみたが、これがなかなか面白い。「こんなのありえないよ」などと延々と普通の突っ込みを続ける出演者たち。

ちなみに1時間49分の作品のエンコードには、Dual 1GHz では3時間弱を要した。

11/22 @182

こみっくパーティ[2]

こみっくパーティ[2]つ、ついにすばるちゃん登場で、こみパの平和はすばるにおまかせ!ですの。こみっくパーティ[2]。

こみパ会場に爆弾魔登場で、すばる率いるこみレンジャーが迎え撃つ。レッド、ブルー、イエロー、グリーンときて、みずきちはなぜかこみパボイン。あいもかわらずぱきゅぱきゅ言いながら壮大な夢を語っちゃうすばるちゃん。「きっとマンガは、時や場所を越えるんですの。すばるも知らないいつかどこかで…誰かに正義の心が伝わったなら…それはとってもとっても素敵なことだと思いますの!!」と、満天の星空のもとで満面の笑みで叫ぶすばるちゃん。

このコミックを読んでいる時は、きっとすばるバイアスがかかってるので、面白いのかどうかよくわからないのだけど、大好き。事あるごとにすばるシナリオをプレイしてるような気もするけど、また DC 引っぱり出してこないと落ち着かないやも知れぬ。

11/22 @550

11月23日(土)

まほろまてぃっく 〜もっと美しいもの〜 #09「愛より甘し ちょびっと苦し」

まほろまてぃっく 〜もっと美しいもの〜 #09「愛より甘し ちょびっと苦し」演出/絵コンテ、ワタナベシンイチ。ちくしょう、ナベシンが遊んでいい作品じゃねえぞ。うっうっ…。まほろまてぃっく 〜もっと美しいもの〜 #09「愛より甘し ちょびっと苦し」。

みなわまてぃっく

まあ、それはそれとして、今週のみなわまてぃっくは、名実ともにみなわまてぃっくといえる内容で、そのあたりをナベシン演出は気持ち良く描いてくれている。バレンタインといえば当然いつものドタバタだけど、飽きることなく駆け抜けるように描かれていて、最後にシリアスな場面で次回へ。ようやく話が大きく動き出しそうな予感。

原作5巻のなかで「お姉ちゃんは機械のはずなのに、『心』を持っている…。私は人間のはずなのに、『心』を持っていない…。お姉ちゃんは『心』があることに悩み、私は『心』がないことに悩む…」とみなわちゃんが自分を振り返るシーンがあるけれども、はまぢにみせたような頬染め(ちくしょう!はまぢなんかに頬染め見せんな!)はまさに心を取り戻しつつある証明とはいえまいか。

まほろさん同様、みなわちゃんが人間的になればなるほど、それが失われるかもしれない不安感が増大していくもので、ありきたりでもいいから何とかハッピーエンドで着陸してもらえないか…などと願いはじめている。

11/22 @802

プリンセス・チュチュ〜雛の章〜 #14「大鴉」

プリンセス・チュチュ〜雛の章〜 #14「大鴉」猫先生かわいそう…。プリンセス・チュチュ〜雛の章〜 #14「大鴉」。

熱血電波大陸(違います)内に移ってから、15分枠になってしまったので、隔週で視聴することにした。キッズステーションで観ているのだけど、動画大陸の開始時間が 20:30 なので、前半のロウランの時間に先週分のチュチュを観て、そのまま 20:45 から後半のチュチュを観るという方針にしたのだ。

15分以上の視聴に耐えられない陸まおや、15分以上観ると自我境界があやふやになりそうなりぜると違って、元々30分の尺で作られているものを半分にぶった切っているので、続けてみた方がよさそうだ。せっかくの作品をあるがままに楽しめないのが切ない。ロウランの実験にチュチュが付き合う必要はないのに。

いつもながら超絶面白いのだけど、後半(2週目ね)の猫先生のテンションがすごくて、うっとりと頬染めながら語る回想シーンの「私はまだ1歳と3ヶ月。生意気盛りの若者でした」で吹き出す。あこがれの人(猫)にもらった想い出のバレエシューズのことを恍惚とした表情で語る猫先生。吹き出しちゃう。

そんな大切なシューズが何者かによって切り刻まれてしまい、猫先生はまるで死骸のように無惨に倒れてしまう。実のところ、これはみゅうとの仕業だったのだ。プリンセス・クレールがみゅうとに愛の心のかけらを戻す時に、大鴉の血を染み込ませたせいで、みゅうとは豹変してしまったのだ。クレールがお父様と呼ぶ大鴉。これが黒幕か。

そのことを問いただすふぁきあに対して、みゅうとは反発し、まるで鴉のように腕を広げたかと思うと窓から身を投げ出してしまう。ちょっと怖いシーンなのだけど、バックに流れる音楽は「くるみ割り人形」より「花のワルツ」。落下するみゅうとを助けるため、あひるはプリンセス・チュチュに変身し大ジャンプ。そして空中でみゅうとをキャッチしてそのままゆっくりと回転しながらのパ・ド・ドゥへ。その時、美しい旋律もちょうど最高潮を迎えるのだ。

この開放感、躍動感、美しさ。これがプリンセス・チュチュの魅力である。今回は静と動のギャップが大きかったせいか、特に強烈かもしれない。もう、形容詞化してしまって、激しくプリンセス・チュチュだった、といってしまう以外にない。

11/23 @139

熱血電波倶楽部 #21

熱血電波倶楽部 #21陸上防衛隊まおちゃん #21「防衛少女アメリカン」。これまたひどいサブタイだ。

サポートメカの受け取りのために来日した、キャロル・キャメロン@倉田雅世と、まおちゃんたちが協力してかわいいエイリアンから日本を防衛。先週と、今週のクレジットを見ていて気付いたのだけど、脚本は2人の連名になってて黒田洋介が下ってことは、黒田はだんだん脚本から抜けようとしてたりするのだろうか。2人で書くような本じゃないけど NE!

サポートメカもなんていうか、昔よくこういう絵をノートとかの切れ端に書いてたような。なんでしょ、この古さ。

朝霧の巫女 #21「鵺」。夜に鳥と書いてヌエと読むのね。

久しぶりの柚子ちゃん頬染めも、なんだか控えめ。開始当初はまさに真っ赤になってたというのに。尋は「今度、山に霧を見にいかないか」と言っときながら、子供時代の朝霧の約束は忘れてしまっている様子。ホントかなぁ。原作3巻では「柚子、朝霧の『約束』は覚えてるか? 俺はそれを果たすよ。それだけは確かだ」と語るすんごいいい感じのラブラブ仲直りシーンがあるんだけどなぁ。基本設定だけじゃなくて、こんなところまで覆しちゃうのかー。ちょっとびっくり。

次は奇鋼仙女ロウラン観ようかなー、どうしようかなー…って書くところが違うか。

11/23 @619

11月25日(月)

おねがい☆ティーチャー ドラマアルバム Vol.3「みずほ先生でばかぁん」

おねがい☆ティーチャー ドラマアルバム Vol.3「みずほ先生でばかぁん」どうしてもねこねこな苺ちゃんとロリロリゆかりんボイスが結びつかない…。おねがい☆ティーチャー ドラマアルバム Vol.3「みずほ先生でばかぁん」。

黒田洋介が声優で遊ぶ CD の3枚目。苺ちゃんがイメチェンと称して、語尾に「にゃん」とかつけて桂くんにせまれば、喜久子お姉ちゃんも負けじとねこ化して…。

ねこ化した苺ちゃんはダウナーロリじゃなくて、「パンチラターンでハートをゲット〜」のテンションで、ぷにぷに☆ゆかりんのお声であった。ドラマ CD だから絵は想像する必要があるわけだが、どうしてもその声と苺ちゃんの絵が結びつかなくて、ゆかりん自身が浮かんできちゃった。で、むしろそっちの想像の方が楽しめた。

もうそろそろ、本放映から1年を迎えようとしている「おねがい☆ティーチャー」。うちも、この CD をもって卒業したい。あまり過去のものに縛られると停滞しちゃうしね。

11/25 @113

11月26日(火)

翼を奪われた哀れな音楽に再び羽ばたくための力を与える崇高な作業

CCCDシスター・プリンセス Re Pure OP「まぼろし」(can/goo) がオリコンのデイリーチャートで初登場8位を飾ったとか。

コンテンツが勝負に値するものであれば、消費者はそれに対する対価を自ら進んで払うわけだ。それが正当な対価かというと、もちろん誰も適正だとは思っていなくて、利益確保のためには手段を選ばない業界と消費者の間に溝を生じさせている。

既存の収益構造が破綻しているのを知ってか知らずか、終末へのスパイラルを駆けのぼりながら、そのツケを消費者に払わせ、のみならず破綻した責任まで転嫁しようとする CCCD。コピーを制限するためには、音質さえ犠牲にしようとする態度が、消費者に受け入れられるはずもなく、却って首を絞める結果になっているというのに。

コンテンツの希求力を増そうともしないで、そしてコンテンツの流通の場が転回するのを認められなくて、幻想にしがみつこうとしている。足下を見られているのを知りつつ保護してしまっているオタ的立場から言っても、負け惜しみのようだけど。

シスター・プリンセス Re Pure OP「まぼろし」(can/goo)キディ・グレイド ED「FUTURE」

まあ、そんなこんなで、今日は「翼を奪われた哀れな音楽に再び羽ばたくための力を与える崇高な作業」をしていた。今回の「翼を奪われた哀れな音楽」は、キディ・グレイド ED「FUTURE」(Little Viking)。ま、いつもながらうちの Mac では(ドライブ依存だとは思うが)何の苦もなく「翼を奪われた哀れな音楽に再び羽ばたくための力を与える崇高な作業」が完了して一安心。これまでのところ、「翼を奪われた哀れな音楽に再び羽ばたくための力を与える崇高な作業」に失敗した CCCD は存在せず、パッケージに「Macintosh 非対応」と書く意味は別にあるのではないか、とすら思える。

11/25 @820

piano #3「はつらつと勢いよく〜con spirito〜」

piano #3「はつらつと勢いよく〜con spirito〜」「今日ね、優希ちゃんがね…」「白川先生がね…」。あのくらい年の女の子って、美雨みたいに、その日あったことを何でも親に話すもんなのだろうか。piano #3「はつらつと勢いよく〜con spirito〜」。

川澄綾子作曲のオープニングテーマ、なんだか気に入ってる。

piano で描かれる野村美雨の日常は、誰もが経験可能な、もしくは経験してきたものだ。特に事件が起こるわけではないが、日常の小さな出来事のひとつひとつに反応し、心を動かす。本当はつまらない日常などないのかもしれない。それは、日常の小さな揺らぎを感じ取ることができるかどうかにかかっていて、実は日常をつまらなくしているのは自分なのかもしれない。そう考えると、中学2年生というのは実に多感な時期であり、絶妙な設定だといえる。

美雨は家族に何でも話せてしまうけれども、そういう行動は女の子特有のものなのだろうか。それともうちが親と距離を置き過ぎていたのだろうか。27年も親元で暮らしてきて、最近転勤になって北海道から千葉に越してきたのだが、最近、帰省の度に母親と夜を徹して話をしたりしている。仕事のこと、生活のこと、最近たのしかったこと…、などなど。

中学2年生のときは、ただただ理由もなく親との会話を煙たがっていたように思うが、ようやく最近になって、実は親と話すのは楽しいことなのだと気づいた。

11/26 @356

11月27日(水)

キディ・グレイド #7「Trial / Child〜試練〜」

キディ・グレイド #7「Trial / Child〜試練〜」徳永愛が清水夕紀美だったころの「すっぴん」のグラビアの切り抜きを後生大事に所持している。デビューしたての頃の言われるがままに足を開いてます感が存分に出ているのだ。キディ・グレイド #7「Trial / Child〜試練〜」。

ヴァイオラ@徳永愛とうじょう〜。破格のかわいさだし、登場人物の配置が効果的で他キャラとかぶらない。小説のほうでエクレール、リュミエールのことを「エクちゃん、リュミちゃん」と呼ぶのに違和感があったのだけど、パドドゥボイスで聞くとしっくりきてた。うちの脳内補完もまだまだか。

局長とアームブラストの駒としての ES メンバー。組織が決して一枚岩と言えないから面白いのだ。常にアームブラストの毛色の違う糸が織り込まれているのだが、最後にはすうっと糸だけが抜き取られてしまう。このあたりの違和感、不快感がどんどん増殖していくのは、事件解決後のエクレールの表情が回を追うごとにうかないものになっていることからもわかる。

組織と自分、自分とパートナー、それらを結び付ける定義が揺らいだ時、どういう方向に話が転がっていくのか…などと、パイロット映像の衝撃シーンとからめて想像するのも楽しい。

11/27 @100

11月28日(木)

シスター・プリンセス Re Pure #9「そばにいるよね…アニキ/春歌」

シスター・プリンセス Re Pure #9「そばにいるよね…アニキ/春歌」ストーリーズ、キャラクターズともに亞里亞メイン回が終わったからといって、ちょっと気を抜いてみたらこれだ。すいませんと謝るしかない。シスター・プリンセス Re Pure #9「そばにいるよね…アニキ/春歌」。

鈴凛・四葉タッグの破壊力の凄まじさ。事前に後半パートで鮮烈な印象を焼きつけておいて、いいタイミングで前半に登場させている。後半で妹たちそれぞれの兄への想いを語らせ、それらの異なるベクトル、異なる次元の想いを前半で束ねるというのも、シリーズ構成の妙といってよいのではないか。

そのため、殊更にパーツを強調しなくても自然に描くことができている(四六時中メカをいじったり、チェキチェキ言わせ続ける必要がない)から、内面の描写が際立つ。「あの人」こと眞深ちゃんを登場させる余裕も見せながらの、珠玉のストーリー展開。神崎ちろの声のふるえが伝わってきて、なんだか落ち着かない。

後半の春歌ちゃんもかわいすぎ。演出も作画も声優も、一度きりの全力勝負。着付けシーンの優雅さ、美しい階段の下り方、歩き方、ひとつひとつが丁寧で、引き込まれてしまう。兄に手を引かれて、雨が降ってできた川を渡るところなんか、まるで幸せな織姫と彦星のようでちょっとあったかくなった。

11/28 @131

灰羽連盟 #6「夏の終わり・雨・喪失」/#7「傷跡・病・冬の到来」

灰羽連盟 #6「夏の終わり・雨・喪失」/#7「傷跡・病・冬の到来」折り返し地点に差しかかって、ストーリーが急展開。大事に大事に紡がれてきた世界が牙をむく瞬間。灰羽連盟 #6「夏の終わり・雨・喪失」/#7「傷跡・病・冬の到来」。

オールドホームの中を探索して自分の部屋を見つけようとするラッカ。クウに冬用のコートを贈られ、おすすめの部屋も教えてもらったのだが、そんなクウになんとなく不安を感じてしまう。果たしてそれはクウの巣立ちという突然の出来事で幕が引かれるのだった。

灰羽の「巣立ち」とは何なのか。なぜ、西の森に光輪を残してクウはいなくなってしまったのか、なぜクウなのか、なぜ、烏が…。「壁を越える」とはどういうことなのか。現実を受け入れられないラッカは心を閉ざしてしまう。そして、ラッカの灰色の羽は、じわじわと黒く変色していく。「罪付き」(表記違うかも)の灰羽とは…?

無垢なラッカの心に紛れ込んだひとつの疑問が、波紋のように広がっていく。やがては灰羽とは何なのか、なぜ自分は灰羽なのか、という方向に走っていきそうだ。他の灰羽たちは比較的穏やかに状況を受け入れているように思えるが、ラッカは最も視聴者に近いところにいるわけで、灰羽世界に対峙する存在になっていくのかな、などと考えはじめている。

悲しみを押し殺しても、それでもなおこぼれ落ちるラッカの悲しみ。いつの間にかそれに感化されてしまい、落ち着くのに時間を要した。

11/28 @445

11月30日(土)

田村ゆかりプレミアムイベント〜星降る夜を見つけた日。〜

田村ゆかりプレミアムイベント〜星降る夜を見つけた日。〜一次会、二次会あわせて10時間にもおよぶ DMNG カラオケを終えて帰宅すると「田村ゆかりプレミアムイベント〜星降る夜を見つけた日。〜」に当選した旨の通知が届いていた。やた!

これは、シングル「Baby's Breath」とアルバム「花降り月夜と恋曜日。」の発売記念プレミアムイベントで、両 CD についてくる応募券による抽選の結果である。ところが、イベントのある 12月22日(日) は修羅場の時期(いあ、コミケじゃなくて、単にお仕事方面の話)なので、ちょっとがんばらないと休めなさそう。昨年に続いて、大晦日から元旦3日にかけて出勤の予定が組まれているくらいの忙しさなのだけど、なんとか休日出勤しなくて済むように今から準備しておこうかにゃー。

ひとつ残念なのが、座席の位置があんまりよくないことなんだけど、これは当たっただけでも十分ラッキーだったということで文句はいいません。

11/30 @543

2002年11月中旬のちぃたん日記