PSP のファイナルファンタジーを始めたら、懐かしさの余り脳内からファイナルファンタ汁が分泌されてきましたよ。

もうとにかく懐かしいの。グラフィックは確かにきれいだし、音楽も美しくなってるんだけど、もうシナリオの突き放しっぷりは変えようがないわけで。

だって、ゲームスタートするといきなりフィールドに投げ出されて、コーネリア城の王様に会いに行くと、「おい、クリスタルを持つそなたらは光の戦士に違いないな。北の大陸を目指しているんだろうが、橋なんかねえよ。ガーランドにさらわれた王女を助けてくれたら、橋を架けてやってもいいぞ（趣意）」とひどい言いよう。

そうそう、最初の FF はストーリーなんてあってないようなもんだったんだ。これが２になって急にドラマチックになったんだよなー。

今のところ楽しく進めているけど、もしかしたら途中で飽きるかも。少なくともマトーヤの洞窟の音楽聞けるところまでは進めたい。

そして、超期待の新作「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」ですががが！

まずのっけから、オーケストラアレンジの FF メインテーマにのせた美しいムービーが流れてノックアウト。ファイナルファンタ汁が分泌されている状態で、このメインテーマはやばい。

そして、ゲーム画面がきれい。DS とは思えないほど細かいポリゴンの背景（テクスチャも細かい）に、キャラクターは職人技のようなドット絵。すばらしいねぇ。

まだ１時間もプレイしてないけど、リアルタイムシミュレーション（今んとこぬるめ）が面白いです。タッチペンでユニットを選んで（範囲指定も可）移動先をタッチして行動を指定。移動先が敵キャラなら戦闘という単純明快なつくりです。

ドット絵のキャラクターがごちゃごちゃと動いているのが楽しいわー。そしてストーリーが面白くてついつい先に進めたくなっちゃう感じ。ゴールデンウィークはこれに明け暮れるのか…。

ところで、ファイナルファンタジーを略して「ファイファン」という層があるようですね。会社の女の子がそう略してました。

その子は「パソコン」をさらに略して「パソ」と呼んでいて、それを指摘すると「そんなの普通ですよー」と言われてしまい、世代の断絶を感じたりもします。「ファイファン」も若い人の間では普通なのですかね。

「だって FF って言いにくいじゃないですかー」とか言ってましたが、あなたの「ファイファン」は脳内で「パイパン」に変換されて聞こえるんで何とかしてください。いや違う、何にもしなくていいです。

しかし、べーしっ君とか引き合いに出してる時点で、もう世代的にはアウトっぽくね？